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エッジAIにおいて、導入機器側でリアルタイムな自律学習・予測が可能な独自のアルゴリズム「ディープ・バイナリー・ツリー(DBT)」を提供する株式会社エイシングが、三井住友海上キャピタル株式会社が運営する「MSIVC2018V投資事業有限責任組合」を引受先とする第三者割当増資により、総額約3億円の資金調達を実施したと発表しました。
この資金調達により、累計調達額は約5億円になります。
同社は今後、DBTをはじめとする独自のエッジAI技術の開発を進め、エッジAIによって第四次産業革命をいっそう推進していくとしています。
エッジAIは、今までクラウド側で処理することが一般的だったAIの計算処理をエッジ側(IoTデバイスやスマートフォンなど)で行うことで、処理の高速化などが見込めると注目されている技術です。
特に、自動運転をはじめとした分野で需要が高まっており、エイシングではクラウドを介することなくリアルタイムに自律学習・予測することが可能なアルゴリズムの研究を進めてきました。
同社は今後、AIアルゴリズム技術をはじめとした研究開発を進めることにより、特に「ものづくり」分野における課題解決に向け、製造業の品質と生産性の両立を目指していきたいとしています。
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