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2019.11.26

従来型システムとRPAはどう違うのか?【RPA vs AI・マクロ・VBA・GAS】

RPAが話題になっています。

業務を自動化する上で、RPAは非常に重要です。

しかし、RPAはさまざまなものが混同されてしまいがち。

RPAの他にもAIやマクロ・VBA・GASなどがあり、非常にわかりづらくなっています。

この記事では、それらのシステムとRPAの違いを解説していきます。

それぞれの違いや特徴を把握して、業務の効率化を進めていきましょう!

そもそもRPAとは?

RPAとは、人間がコンピューター上で行っている作業を自動化する業務支援ツールです。

専門知識不要で、ソフトウェアを横断して業務を自動化できます。また、既存のシステムを生かしたまま、低コストで導入できる点も特徴です。定期的で大量に発生する業務を自動化するのに適しています。

詳しくはコチラをチェックしてみてください。

RPAはさまざまなシステムと混同されてしまいがちです。

特にAIやマクロ・VBA、GASはRPAとの違いがわかりづらくなっています。

この章では、それぞれのシステムとRPAの違いを説明していきます。

RPAとAIの違い

AIとは

AIはArtificial Intelligence の略です。人間のように考えて動き、全知全能のようなイメージを持っている人も多いですが、その定義はいまだに専門家の間でも曖昧なのが現状です。

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AI専門ニュースメディア AINOW
人工知能(AI)とは?定義や歴史など徹底解説!最新のAIがヤバすぎる。
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AI(人工知能)の話題が連日のようにニュースに登場するようになりました。富士キメラ総研の「2020 人工知能ビジネス調査」によると、2020年度の国内AIビジネス市場規模は、前年度比15.4%増の1兆1084億円に拡大すると見込まれています。また、2021年度以降はDX(デ...

AIとRPAの違いとは

AIとRPAの主な違いとして、システムが自律的に動いているかどうかがあります。

RPAは人間がプログラミングをして、その通りに動くシステムです。一方、AIは特徴量を検出でき、自律的に最適な判断を行うことができます。

RPAとマクロ・VBAの違い

マクロ・VBAとは

マクロは、コンピューターの複雑な操作を順番に定義して、自動化する技術のこと。ほとんどのOffice製品に標準搭載されています。マクロを使えば、ボタン1つで定義された複数の命令が順番に実行できます。この機能を使えば大幅に業務を効率化できるんです。

マクロはVBAで作成されています。VBAとは、Microsoft Visual Basic for Applicationsの略称で、マクロの手順を開発・記録するためのプログラミング言語です。

RPAとマクロ・VBAの違いとは

RPAはプログラミングなどの複雑な知識は不要です。手順は当初から設定されています。

一方、ExcelマクロはVBAの知識が必要です。VBAの知識を活用することで、さまざまな業務ができるようになります。そのため、VBAの知識がない人はマクロを使いづらくなってしまいます。

また、RPAはクラウド上で処理が進むので、大量のデータを処理できます。一方、エクセルマクロはPC上で動作するので、PCのスペックが低いと大量のデータが処理できないという課題があります。

加えて、マクロやVBAは、Officeアプリケーションやドキュメント内での操作に限定されていますが、RPAはさまざまな種類のツールとつなぐことが可能です。

RPAとGASの違い

GASとは

GASとは、Google Apps Scriptの略称です。

Googleが提供しているプログラミング言語で、ほとんどのGoogleサービスを連携させて、自分でプログラムを開発できます。

他にも、Google以外にも他のwebサービスと連携できます。

具体的にできる自動化できる業務としては、Gmailの送付・Gmailから受け取った内容の取得、Googleカレンダーから予定を取得・登録などです。

他にもウェブスクレイピングができたり、さまざまな業務の自動化できます。

RPAとGASの違いとは

RPAはプログラミング知識を必要としません。

一方、GASを運用するためには、Java Scriptというプログラミング言語を勉強する必要があります。

そのため、プログラミング知識がない人には、GASはハードルが高いと言えるでしょう。

まとめ

RPAと従来のサービスの違いを見てきました。

RPAの最大の特徴は、コストが非常に高いわけではなく、プログラミング知識不要で、高い効果が発揮できることです。

この力を利用して、業務の自動化を進め、仕事の効率化を進めていきましょう!



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