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2019.11.28

【RPAツール】クラウド型とオンプレ型を徹底して比較してみた

最終更新日:

企業のRPA活用が活性化しています。

しかし、RPAにはクラウド型とオンプレ型の2種類があり、どちらを使えばいいか迷ったことはありませんか?

どちらにどんなメリットがあるのが、見極めるのはなかなか難しいかと思います。

そこで、今回はRPA活用にあたって、クラウド型とオンプレ型の違いについて解説します。

RPAとは

定型業務を人に代わって効率化

RPAとはRobotic Process Automationの略で、従来人力に頼っていた業務をコンピューター上で自動化するITシステムのことをいいます。

業務を圧迫しがちな定型業務を自動化できるtため、新たな労働力として活躍が期待されています。

RPAにはクラウド型とオンプレ型の2種類があり、それぞれ特徴や導入方法が違います。

クラウド型RPAとオンプレ型RPA

クラウド型RPAとは

クラウド型RPAとはその名の通り、クラウド上で作動するRPAのことをいいます。

Web上におけるクラウド環境にシステムを導入し、Webブラウザ上の作業を自動化する仕組みです。

ブラウザ上の業務に限定されてしまいますが、比較的手軽で安く導入できるのが特徴です。

オンプレ型RPAとは

オンプレ(オンプレミス)型RPAとはパソコンやサーバーといったハードウェアにシステムを導入して業務を効率化するRPAです。

オンプレとは自社内にサーバーなどの情報システムを保有し管理することを指します。

自社の他のシステムとの連携や社内のセキュリティポリシーに合わせてシステムを構築することができます。

クラウド型と異なり、ブラウザ以外のソフトウェア操作にも対応が可能です。基本的には既存の業務に合わせた設計がされますが、業務フローに変更が生じることもあります。

クラウド型RPAのメリットは低コストと手軽さ

まずはクラウド型から始めるのがおすすめ

RPA活用の初心者でしたら、まずはクラウド型RPAで小さく導入を初めてみることをおすすめします。

クラウド型のメリットは低コストで簡単に扱いやすいことにあり、RPA活用のきっかけを作るのには最適です。

また、仮にうまくいかないことがあってもクラウド型ならリスクは低いです。

そのプロジェクトが失敗に終わったとしても、月額数万円からのサブスクリプション方式で導入できるサービスも多いため、仮に失敗しても膨大な開発費の損失が少なく、導入以前への巻き戻しも簡単だからです。

そのため、クラウド型RPAは初心者が始めるRPA活用にふさわしいと言えます。

課題を把握した上で最適なRPAを選ぼう

RPAを導入することは手段にすぎず、目的は社内の業務課題を解決することにあります。

そのため、なぜRPAを導入する以前に、何が目的なのか、課題は何なのかをしっかり考えてからRPA活用を進めなければいけません。

RPAで何をしたいかが明確でないと、思うような成果が得られない可能性が高いです。

自社の業務をしっかりと理解し、どの部分に課題が生じているかを明確にした上で、課題解決に最適なRPAツールを選択するようにしましょう。

まとめ

RPAにはクラウド型とオンプレ型の2種類がありますが、初心者に扱いやすいのはクラウド型です。

クラウド型であれば低コストで手軽にRPAを始めることができます。

しかし、RPA活用を成功させるのに大切なのは、課題を明確にすることです。

どの部分にどのようなRPAを使うのが効果的かしっかりと見極めた上で、最適なRPAを活用しましょう。



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