HOME/ AINOW編集部 /【掲載67】「AIレコメンドエンジン カオスマップ 2020年度版」が公開
2020.03.17

【掲載67】「AIレコメンドエンジン カオスマップ 2020年度版」が公開

最終更新日:

人工知能を搭載したサービスの資料請求ができるAIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、「AIレコメンドエンジン カオスマップ2020年度版」を2020年3月17日に公開しました。掲載数は合計で67サービスです。

レコメンド(レコメンデーション)エンジンとは、ECサイトやWebページ内での行動からユーザーの好みを分析、関連する商品をピックアップし、新たな購買意欲をかきたてるプログラムです。また、ECサイトや情報サイトなどで、訪問したユーザーの閲覧履歴や購入履歴をもとに、関連性のある商品やコンテンツ情報を提示するシステムなども多く導入されています。

このように、レコメンドエンジンとは、ECサイトなどのWebサイト上でマーケティングの補助ツールとして用いられるエンジンを指し、「ビッグデータ」というキーワードとともに2000年以降、注目を集めるようになりました。

一方、AIsmileyでは、AIレコメンドエンジンの活用領域はECやWebサイト上だけではないといいます。

例えば、情報検索やFAQなどといった、膨大な情報から欲しいものをピックアップしてくれる機能も数ある情報の中から欲しいものを抽出するというフィルター機能を果たし、一つのレコメンドの形であるといえます。

以上の観点から、「AIレコメンドエンジン カオスマップ 2020年度版」では、レコメンドエンジンの手足となる画像解析やチャット、ポップアップ&バナー、メッセージ・メール配信などのレコメンドツールに加え、FAQやマッチングなどの情報フィルタリング系のレコメンドサービスも多数掲載されています。

レコメンドの手法
  1.  アイテムベースレコメンド
    商品名や商品説明などの情報を元に、今見ている商品と類似性の高い商品を抽出して紹介します。「関連アイテム」がこれにあたります。
  2. 協調フィルタリング
    そのヒューザの行動履歴や購買履歴を分析し、同じような行動をするお客様が良く見ている、買っている商品を紹介します。例えば「この商品を見た人(買った人)ははこんな商品も見ています(買っています)」と表示されます。
  3. パーソナライズドレコメンド
    ユーザの行動履歴を基にお客様の嗜好性を分析し、リアルタイムでそのお客様が好みそうな商品を紹介します。
    「あなたへのおすすめ商品」が該当します。
  4. ルールベースレコメンド(キャンペーンレコメンド)
    サイト運営者が紹介したい商品を、運営者が定めたルールに従って紹介します。「ピックアップアイテム」のように表記されます。
  5. 画像、音声解析レコメンド
    顧客の用意した画像や音声を解析し、その特徴を基に類似のものを紹介します。「似ているアイテム」がこれにあたります。ファッションサイトでは、画像から類似アイテムをレコメンドしてくれます。音声解析の分野では、Spotifyなどのアプリに搭載されているレコメンド機能は曲の信号を解析して類似度を学習し、より個人の好みに合った曲をレコメンドします。

無料メールマガジン登録

週1回、注目のAIニュースやイベント情報を
編集部がピックアップしてお届けしています。

こちらの規約にご同意のうえチェックしてください。

規約に同意する

あなたにおすすめの記事

動画生成AI『Sora』とは|映像業界にとどまらないインパクトを解説

基調講演だけではない。OpenAI、Microsoft、Metaもビジョンを語ったGTC2024セッションまとめ

ChatGPTもGeminiも忘れて、これらの(信じられない)次世代AIツールをチェックしてみよう!

あなたにおすすめの記事

動画生成AI『Sora』とは|映像業界にとどまらないインパクトを解説

基調講演だけではない。OpenAI、Microsoft、Metaもビジョンを語ったGTC2024セッションまとめ

ChatGPTもGeminiも忘れて、これらの(信じられない)次世代AIツールをチェックしてみよう!