HOME/ AINOW編集部 /顔を認識し、都知事選候補者のマニフェストなどを表示 ーAIを活用したサービスが登場
2020.06.22

顔を認識し、都知事選候補者のマニフェストなどを表示 ーAIを活用したサービスが登場

最終更新日:

AIを活用した顔認証やAR技術を用いたサービス開発を行うsVision Corporationは、政治と選挙のプラットフォーム「政治山」を運営する株式会社VOTE FORと連携し、2020年7月5日に投開票される東京都知事選に際し、候補者の顔をスマホで認証するだけでプロフィールや政策、マニフェスト等が参照できるサービスを無償で提供を開始しました。

新型コロナウィルス感染症拡大における緊急事態宣言は解除となった一方、可能な限り人と人の接触を抑える前例のない選挙戦が求められており、人が集まる集会や演説などの選挙運動が制約されています。

同社によると、候補者がいかに自らの主張を伝え、有権者がいかにそれを知るのか模索する中で東京都知事選がスタートしているといいます。

このような状況下において、スマホで誰でも簡単に顔認証ができるアプリName Visionを提供するsVision Corporationと選挙と候補者の情報提供と安全な投票環境を構築する株式会社VOTE FORが連携し、顔認証するだけで候補者のプロフィールや政策、マニフェストなどが参照できるサービスの無償提供に至りました。

Name Visionのアプリを起動し、選挙ポスター、街頭で見かけた候補者の顔を枠に入れて結果をタップするだけで、マニフェストなどの情報が表示される仕組みです。

Name Visionは、ディープラーニングを活用し、顔の学習と人物の識別を実現しているスマートフォン向けのアプリケーションです。目鼻口の位置情報、距離情報による特徴の収集/比較による顔認証がスマホカメラだけで誰でも簡単に利用することができます。

東京都知事選の選挙期間中(2020年6月22日〜7月5日)は、Name Visionアプリ並び有料版の Name Vision Pro アプリが無償提供されます。

 

無料メールマガジン登録

週1回、注目のAIニュースやイベント情報を
編集部がピックアップしてお届けしています。

こちらの規約にご同意のうえチェックしてください。

規約に同意する

あなたにおすすめの記事

ChatGPTもGeminiも忘れて、これらの(信じられない)次世代AIツールをチェックしてみよう!

「Yahoo!知恵袋」でも活用、LINEヤフーの生成AI活用戦略

IMFレポート解説:無策だとAIによって格差社会となる。「公平なAI先進国」になるための日本の政策とは?

あなたにおすすめの記事

ChatGPTもGeminiも忘れて、これらの(信じられない)次世代AIツールをチェックしてみよう!

「Yahoo!知恵袋」でも活用、LINEヤフーの生成AI活用戦略

IMFレポート解説:無策だとAIによって格差社会となる。「公平なAI先進国」になるための日本の政策とは?