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決済代行サービスは、クレジットカードの各ブランドの審査を個別に受ける必要がないのがメリットです。
決済を一括して代行会社に依頼すれば、必要な取引が一括して行えます。また、決済代行サービスは、取引情報の管理も行うため、忙しい個人事業主に役立つサービスです。
今回は個人事業主の方でも利用できる決済代行サービスを紹介します。
目次
個人事業主はどのような決済方法で取引できる?
決済代行会社の審査が通れば、クレジット決済・コンビニ決済・銀行ネット決済・口座振込みなど、各種決済方法を導入できます。
いずれも決済代行会社が一括して管理してくれるため、審査に通れば、すべての取引が可能です。
【個人事業主OK】決済代行会社・サービス16選
アナザーレーン株式会社
- アナザーレーンは、クレジット決済代行会社として、店舗やEC・通販サイトの運営を支えている企業
20,000件以上のクレジットカード決済の導入をサポート - 馴染みのある「CAT決済」から、最新のスマホなどで決済できる「ヴァーチャルCAT決済」まで、あらゆる決済方法に対応できる
- 決済端末に「継続課金」もつけられる
- 最短で「翌営業日の導入」が可能
アルファノート株式会社
- 買い手から未承認取引や商品未受領に基づくクレーム、チャージバックおよび支払いの取り消しがあった場合、適用条件を満たせば保護されるプログラムがある
- 適用条件を満たすことで、購入した金額を補償するプログラムを用意
- 導入費用:据置き型CAT端末であれば3~4万円、ポータブル型CAT端末であれば6~7万円程度です。また、端末費用が0円になるプランもあり
ソニーペイメントサービス株式会社
- クレジットカード決済やコンビニ決済などの幅広い決済手段から、事業者様のニーズに合わせた最適な決済方法を一括導入・一元管理が可能
- グローバルなセキュリティ基準に準拠し、決済システム提供から20年以上の実績と信頼のソニーペイメントサービスのマルチペイメントサービス
PayPal
- ペイパル決済をかんたんに導入できるパートナー(ECサイトなど)も紹介
導入事例
野菜料理家:庄司いずみ氏
ペイパル導入以前、レッスン料の徴収はすべて現地での現金受け渡しのみで行われてきたが、キャンセルの多さが悩みの種であった。
一般的な銀行振り込みに加え、簡単に即時決済ができるペイパルも導入したことにより、当初不安視していた前払い式への移行に伴う受講控えは起こらなくなり、事前決済によりキャンセル数が減少した。(参考:PayPal Pte. Ltd. 事例紹介 庄司いずみ ベジタブル・クッキング・スタジオさま)
イプシロン
- クレジットカード決済をはじめ、インターネットショッピングで利用されているほとんどの決済手段が利用できるため、販売機会損失の心配がない
- 初期費用無料
ROBOT PAYMENT
- 12,000社以上の決済サービス導入実績
- 【サブスクリプションペイメント】(毎月や毎週など、継続的な課金が生じる場合に利用される決済方法)にも対応
- 万全な決済導入サポートで、売上向上に貢献
PAY.JP
- シンプルなAPIと豊富なライブラリで、かんたんにクレジットカード決済を導入
- 柔軟な料金体系とスムーズな審査
- 国際基準に準拠したセキュリティでクレジットカードを安全に守る仕組みを実現
グローバルペイメント
- 新規導入や他社との併用利用などにも対応した【業界最安保証サービス】あり
- 申込みから最短1日で決済システムの利用開始が可能。
ASJペイメント
- クレジットカード決済手数料が業界最安レベルの3.2%~で利用可能
- 一売上ごとに発生する注文手数料、初期費用、月額利用料等がすべて0円
テレコムクレジット
- テレコムクレジットでは、「月末締め翌月10日払い」と業界屈指の入金サイクルで 皆様のビジネス戦略に貢献
- 運営サイトの形態や条件に合わせて最適な決済サービスを提案
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
- ECサイト・ネットショップ構築のご相談から決済導入時までお客様を徹底サポート
- 5大国際ブランド(Visa、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)のほか、日本国内の各種クレジットカード会社発行のクレジットカードに対応
株式会社ユニヴァ・ペイキャスト
導入の声
営業の方が「サポートの手厚さは業界一」と仰っていた通り、前の決済代行業者とは雲泥の差でした。
折り返しの電話はすぐに貰え、すこし込み入った話だと資料つきのメールが来たり、深夜の問い合せでも気持ち良く対応頂けました。
そして何より、手数料が安いというところに魅力を感じました。求めていたものに対し概ね満足しています。
(参考:株式会社ユニヴァ・ペイキャスト 導入事例「コールセンターによる24時間365日の手厚いサポートが充実していました。」)
株式会社ペイジェント
- コスト重視、導入スピード重視、多機能など、ビジネスモデルに最適なサービスを提案可能
- メールで決済画面を送る方法からシステムへの組み込みまで多様な利用方法から集金方法を選択できる
マックスコネクト
- 【銀行振込決済】クレジットの決済と同じようにリアルタイムで決済の情報を確認でき、入金結果を24時間365日、加盟店様のシステムに自動反映
SBペイメントサービス株式会社
- 年間3兆円を超える大規模トランザクションを処理する高度な決済システムを提供
- 越境ECサイトに必須の【国際決済】にも対応
ゼウス
- クレジットカード決済の保護・処理・伝送に関する全ての決済システムにおいて、国際基準である「PCIデータセキュリティ基準(PCI DSS)Version3.2.1」に完全準拠している決済事業者として認定されている
決済代行サービス比較ポイント
取扱決済手段の種類
取引決済手段があっているか確認しましょう。
オンライン決済が普及し、決済手段は広がりつつあるものの、「Apple Pay」や「LINE Pay」を取り扱っている決済代行会社は限られています。
費用
決済代行サービスには以下のような手数料がかかります。
決済手数料:クレジットカード会社に支払う費用(決済金額に応じて発生)
決済サービス利用料:当社に支払う費用(決済金額に応じて発生)
トランザクション費用:1件の売上ごとに発生する加盟店サーバーと決済会社サーバー間の決済処理の費用
これに加えて初期費用や月額費用が発生します。費用や支払い方法・期間ははサービスによってさまざまなため、確認しましょう。
サポート体制
電話対応、メール対応、チャット対応など、希望に合った対応方法があるか確認しましょう。
特に個人事業主の場合は、サポート体制が常に整っているのが理想です。サポートが受けら
れる時間帯も確認しましょう。
セキュリティ体制・保証
以下のようなセキュリティ体制が整備されているのが理想です。
PCI DSS
Payment Card Industry Data Security Standardの略称で、クレジットカード情報を安全に取り扱うための基準を策定した国際セキュリティ規格です。
ISMS適合性評価制度
情報セキュリティの3要素である「機密性」「完全性」「可用性」を維持しているか一般社団法人情報マネジメントシステム認定センターが認定する制度です。
プライバシーマーク
個人情報を適切に取り扱っているかを一般財団法人日本情報経済社会推進協会が評価し、基準に適合した場合にプライバシーマークの使用を認める制度です。
不正検知サービス
個人情報を管理画面の入力で、商品・サービス提供前に不正利用を検知するサービスです。
3Dセキュア
クレジットカード本人認証サービスで、インターネット上でクレジットカード決済をより安全に行うために、VISA、Mastercard、JCB、AMEXが推奨しています。
チャージバック保証
「なりすまし」や「カード盗用」などの不正利用を理由で、カード会員が利用代金の決済に同意しない場合は、カード会社が利用代金の売上を取り消す保証制度です。
決済代行サービスを導入すれば個人事業主の業務負担が低減
今回は個人事業主に特化した決済代行サービスを紹介しました。
決済手続きを代行させれば、手続きに割く時間や手間が省け、忙しい個人事業主の負担が低減します。
より多くの決済代行サービスから比較し、個人にあったサービスを見つけましょう。