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RPAが話題になっています。
業務を自動化する上で、RPAは非常に重要です。
しかし、RPAはさまざまなものが混同されてしまいがち。
RPAの他にもAIやマクロ・VBA・GASなどがあり、非常にわかりづらくなっています。
この記事では、それらのシステムとRPAの違いを解説していきます。
それぞれの違いや特徴を把握して、業務の効率化を進めていきましょう!
目次
そもそもRPAとは?
RPAとは、人間がコンピューター上で行っている作業を自動化する業務支援ツールです。
専門知識不要で、ソフトウェアを横断して業務を自動化できます。また、既存のシステムを生かしたまま、低コストで導入できる点も特徴です。定期的で大量に発生する業務を自動化するのに適しています。
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RPAはさまざまなシステムと混同されてしまいがちです。
特にAIやマクロ・VBA、GASはRPAとの違いがわかりづらくなっています。
この章では、それぞれのシステムとRPAの違いを説明していきます。
RPAとAIの違い
AIとは
AIはArtificial Intelligence の略です。人間のように考えて動き、全知全能のようなイメージを持っている人も多いですが、その定義はいまだに専門家の間でも曖昧なのが現状です。
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AIとRPAの違いとは
AIとRPAの主な違いとして、システムが自律的に動いているかどうかがあります。
RPAは人間がプログラミングをして、その通りに動くシステムです。一方、AIは特徴量を検出でき、自律的に最適な判断を行うことができます。
RPAとマクロ・VBAの違い
マクロ・VBAとは
マクロは、コンピューターの複雑な操作を順番に定義して、自動化する技術のこと。ほとんどのOffice製品に標準搭載されています。マクロを使えば、ボタン1つで定義された複数の命令が順番に実行できます。この機能を使えば大幅に業務を効率化できるんです。
マクロはVBAで作成されています。VBAとは、Microsoft Visual Basic for Applicationsの略称で、マクロの手順を開発・記録するためのプログラミング言語です。
RPAとマクロ・VBAの違いとは
RPAはプログラミングなどの複雑な知識は不要です。手順は当初から設定されています。
一方、ExcelマクロはVBAの知識が必要です。VBAの知識を活用することで、さまざまな業務ができるようになります。そのため、VBAの知識がない人はマクロを使いづらくなってしまいます。
また、RPAはクラウド上で処理が進むので、大量のデータを処理できます。一方、エクセルマクロはPC上で動作するので、PCのスペックが低いと大量のデータが処理できないという課題があります。
加えて、マクロやVBAは、Officeアプリケーションやドキュメント内での操作に限定されていますが、RPAはさまざまな種類のツールとつなぐことが可能です。
RPAとGASの違い
GASとは
GASとは、Google Apps Scriptの略称です。
Googleが提供しているプログラミング言語で、ほとんどのGoogleサービスを連携させて、自分でプログラムを開発できます。
他にも、Google以外にも他のwebサービスと連携できます。
具体的にできる自動化できる業務としては、Gmailの送付・Gmailから受け取った内容の取得、Googleカレンダーから予定を取得・登録などです。
他にもウェブスクレイピングができたり、さまざまな業務の自動化できます。
RPAとGASの違いとは
RPAはプログラミング知識を必要としません。
一方、GASを運用するためには、Java Scriptというプログラミング言語を勉強する必要があります。
そのため、プログラミング知識がない人には、GASはハードルが高いと言えるでしょう。
まとめ
RPAと従来のサービスの違いを見てきました。
RPAの最大の特徴は、コストが非常に高いわけではなく、プログラミング知識不要で、高い効果が発揮できることです。
この力を利用して、業務の自動化を進め、仕事の効率化を進めていきましょう!
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