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コミュニケーションのAI解析技術を持つ コグニティ株式会社がXTech Ventures株式会社が運営するXTech1号投資事業有限責任組合、アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップ株式会社を引受先とする第三者割当増資をシリーズBラウンドとして実施したと発表しました。資金調達累計額は5億円となりました。
営業トークの解析・フィードバックで、企業の業績向上やボトムアップの実現を目指すUpSighter(アップ・サイター)の事業拡大が目的です。
コグニティ社は、 「認知バイアス(思考限界)を技術の力でなくしたい」という想いのもと2013年に設立され、 独自の知識表現ルールフレームワーク「CogStructure」を使い、 文脈解析に強みを持つ企業です。
同社が提供するUpSighter(アップ・サイター)は、 営業トークやロープレの録音データをアップロードするだけでトーク内容を自動解析し、 業績上位者とのトーク内容の比較を行い具体的な改善点をAIが提示するサービスです。 UpSighterを導入した企業は営業部門の業績向上や底上げが見込め、 これまでパーソルテンプスタッフやフォーバルなど上場企業を中心に120社以上に導入されています。
専用アプリなどで録音・アップロードされた営業成績等の業績上位者のトークを自動解析し、 模範となるトークのパターンを検出します。 “キャラ売り”や“雰囲気の良さ”で好成績な人と、 誰もが改善できる情報構成のパターンを見分けることができるため、 改善効果の高い指導方針を提示することが可能です。 また、 検出されたトークパターンを使ってアルゴリズムを開発し、 AIによって業績上位者とのトーク差分が明示された「自動フィードバックレポート」を一人ひとりの従業員に提供します。
同社は、今回の資金調達により、 業界平均値などとの比較を可能とするアルゴリズムを開発することで、 大企業だけでなく中小企業や部署単位でも初期開発費用無しで使える、 より裾野の広いサービス展開を行います。 主に地銀などを対象とした金融業界向けサービス「UpSighter for Finance(アップ・サイター フォー ファイナンス)」や、 個人利用も可能なプレゼン・ピッチ解析SaaS「UpSighter for プレゼン!」をはじめとしたUpSighterシリーズの拡販、 新たなUpSighterシリーズの開発を予定しているとしています。
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