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2023.09.26

東大松尾研発AIスタートアップIGSA、「LLM導入・活用支援サービス」をローンチ

2023年9月11日、東京大学松尾研発のAIスタートアップである株式会社IGSAは、ビジネスにおけるLLM活用の課題を解決するため「LLM導入・活用支援サービス」のローンチを発表した。

IGSAは、クローズドリリースしている同社プロダクトでLLMを積極的に活用し、エンタープライズレベルの機能開発を成功させている。さらに、パートナー企業と共同でLLM活用の検証を繰り返し行い、LLMに関する知見を蓄積しているという。

そのような背景から、同社は、企業がLLMを活用しビジネスインパクトを最大化するため、最新の技術的知見の提供、業務プロセスに合わせたLLMの活用法の提案、そしてLLMの組み込みから運用までの全プロセスをサポートする「LLM導入・活用支援サービス」の提供を発表した。

IGSAは、ビジネス利用に置けるLLMの課題を複数挙げている。

  1. 技術の進歩が早く、最新技術のキャッチアップが追いつかない
  2. AIの進化の方向性が読めず、中長期的な戦略が立てられない
  3. 業務のどこに何がどこまで使えるのかがわからない
  4. セキュリティやハルシネーションリスクが心配
  5. LLMを活用したシステムの適切な開発方法がわからない
  6. 独自のデータはあるが、活用方法がわからない

これらの課題に対して、以下の解決策を提供するようだ。

  1. 日本のAI研究を牽引する東京大学松尾研究室に軸をおいたチームが最新の技術的知見を提供
  2. AI研究の最先端を知るチームが中長期的なAI戦略を支援
  3. AIコンサルタントが業務を棚卸しした上で、最適なLLMの活用法を提案
  4. OpenAI APIを含む外部サービスの活用に豊富な実績のあるチームがセキュリティをチェック
  5. LLMを含む様々なディープラーニングモデルや自然言語処理の開発実績を持つチームの支援
  6. 独自データを活用し、競合優位性のあるAIシステム開発を支援

このサービスを通じて、IGSAは、企業がLLMを活用してビジネスの成長を加速させるための強力なパートナーとなることを目指すという。

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