世界初!物体認識AIを搭載したAIサイネージ「ARIA(アリア)」代表の藤田さんにインタビュー

AIだけの力で社会は豊かになるでしょうか?

ビッグデータIoT、VR、ARなどのさまざまなテクノロジーと掛け合わさって、最大公倍数を出すことが、より私達の生活を豊かにするための近道でしょう。

今回は、その中でも「AR」に注目し、AI×ARのサービスを紹介します。

服のコーディネート提案にも使えるAIサイネージ「ARIA(アリア)」

今回紹介するのは株式会社ネクストシステムのAIシステム開発の事例です。

ネクストシステムは、かねてより近未来型仮想試着システム「Virtual Fashion」を提供してきました。

近未来SF映画のシーンの中に出てくるような、カメラに写った自分の体に合わせて、デジタルデータで作られた仮想の衣服が自分の体にフィットして実際に服を着たようなリアルな仮想試着(バーチャルフィッティング/バーチャルファッション)が体験できます。 カメラが利用者(ユーザー)を自動認識して実際に近い自然な試着イメージが確認できるため、新しいファッションへの挑戦や、利用者への提案がより行いやすくなります。

▼デモ「Virtual Fashion」

そしてこの度、ディープラーニングを使って、ユーザの持っている物(商品)を自動で認識し、それに合わせて変身することができる機能をVirtual Fashionに実装しました。

▼デモ『AI(人工知能)を使った物体認識によるVirtualFashion』

この応用例として、ARサイネージ「Kinesys(キネシス)」に組み込んで、子供たちの手にしたおもちゃを自動認識して、子供がアニメヒーローに変身して高揚感を盛り上げたり、大人の女性のお客様が被っているヘッドドレスに合った服のコーディネイト提案ができるAIサイネージ「ARIA(アリア)」を開発・販売していきます。

例えば、おもちゃ売り場でお子様が手に取ったおもちゃを認識して、お子様が憧れのヒーローに変身して高揚感を感じてもらったり、百貨店でお客様の被っている帽子に合ったオススメの服をコーディネイト提案して販促につなげるなど、AIサイネージが店員さんの代わりに顧客サービスを行う新たなサービスが可能です。

また、ユーザーの年齢や性別、表情などをAI(人工知能)が判断し、蓄積されたビッグデータから、そのユーザーに最適のサービスを提供することも可能になります。

※こちらの商品は2017年秋のリリース予定

ディープラーニング用の教師データ作成風景の映像も公開されています。

代表の藤田さんにインタビュー

人物紹介

藤田義生さん(代表取締役 最高経営責任者:CEO)

某大手コンピューターメーカーの開発本部および同ソフト開発会社に置いて、基本ソフトウェアの設計・開発に従事する。
2002年8月に『夢を現実に、未来を創る』の理念を掲げ、ネクストシステムを創業。
創業後は、最先端のシステム開発企業として、携帯・モバイル関係の最先端分野を中心にシステム開発事業を行う。
現在は、AI(人工知能)システム、VR(仮想現実)/ MR(複合現実)システム、次世代ヒューマンインタフェースシステム、ARサイネージシステムなど、様々な最先端分野のシステム開発を行っている。

おざけん

開発のきっかけはなんですか?

藤田さん
当社は最新のテクノロジーとコンテンツを融合させ、最高のサービスを提供していくことを企業ビジョンに掲げ、常に時代の最先端をキャッチアップしており、次世代ヒューマンインタフェースの開発や、ARやVRの開発、そしてAI(人工知能)の開発などを行なってきました。

特にAI(人工知能)開発では、カメラを通したリアル映像から人の行動解析や物体認識などを行う分野を得意としています。

今回、この得意とするAI(人工知能)を使った物体認識技術を、まずは自社製品であるARサイネージ「Kinesys(キネシス)」に組み込み、AI(人工知能)を使った物体認識の具体的応用例として製品化して販売していくことにしています。

将来的には、この物体認識AIエンジンをクラウド上に乗せ、一般ユーザーもパソコンやスマホのカメラからもこのサービスが使えるようにしていく予定です。

おざけん
競合との違いはなんですか?
藤田さん
元々、当社のARサイネージ「Kinesys(キネシス)」に搭載している仮装試着システム『Virtual Fashion 2.5D』は3Dモデルを使わず、1枚の服の写真から仮想試着できるようにしたことで、移り変わりの激しいファッション業界で低コスト且つ簡単に導入いただけるという点で高評価をいただいておりました。

通常写真から取り込んだ服は、ユーザーが動いても服自体は動かないものですが、当社の『Virtual Fashion 2.5D』はユーザーの動きに合わせてスカートをひらひら動くなど、ユーザーの体の動き、手脚の動きにフィットして写真の服が動き出す世界で唯一のシステムになっており、そのクオリティと導入のし易さは、他の追随を許さないものになっています。

そこへ更に、物体認識を行うAI(人工知能)を組み込むことで、世界初となる“モノ”を認識するAIサイネージを今秋リリースし、世界のサイネージ業界をリードしていく予定です。

おざけん
サービスにかける想いを教えてください。
藤田さん
『夢を現実に、未来を創る』が当社の企業ビジョンであり、SF映画や近未来アニメーションの中のような、もっと便利で豊かな未来社会を創っていくことが私達の使命です。それは、機械が人を理解し、その人に合った最適で最高のサービスを提供していく未来です。

今回、その第一歩として“モノ”を認識するAI(人工知能)を組み込んだAIサイネージ「ARIA(アリア)」を世界に先駆けて開発・販売し、従来のサイネージでは実現できなかった顧客満足を超える顧客感動を世界中のユーザーに提供していきたいと考えています。

編集後記

人工知能技術は、このようにARと組み合わさることで、店舗にも実装できるようになります。
もし、ARIA(アリア)が店舗に導入されれば、試着する手間が省けたり、他の場所に設置されても子供がより楽しく遊べるようになりそうですね!

もし街でこのARを見つけたら、ぜひ試してみてください。

おざけん
ディレクター。可能性を秘めたAIが正しく社会に実装されるようにメディアとしてサポートします。技術だけでなく、どのようなユーザ体験を生み出せばAIが生活に溶け込んでいけるのか。シンギュラリティにむけ、産業や国を超えた活発な議論を促進していきます。趣味はカメラ撮影。

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