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2017.01.26

誰でもAIが使える未来へ!機械学習/深層学習フレームワーク「∞ReNom(リノーム)」が挑む社会問題とは!?

最終更新日:

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今回は、様々な社会インフラをAI技術で変革されているGRID社を取材してきましたよ。とにかくGRIDさんは技術力が非常に高いことが、インタビューでよくわかりました。今後の動向に要注目です。

GRID社オフィスは、12月上旬に移転されたばかり。
表参道Aoビル6階のエレベータを降りると全面ガラス張りの開放的な空間が広がっており、都庁方面が一望できる景観は圧巻!
移転直後ということで、インフラに関わる大手企業からのお祝いのお花が多数飾られていました。
GRIDさんのビジョン「インフラ・ライフ・イノベーション」に共感し、ともに社会問題にイノベーションを起こしている企業が多いことを実感しました。

スクリーンショット 2017-01-25 17.20.52エントランスからの眺め

機械学習/深層学習フレームワーク「∞ReNom(リノーム)」とGRIDのビジョン

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今回、インタビューにお答え頂いたのは、蝦名さん、鈴木さんのお二人。

機械学習/深層学習フレームワーク「∞ReNom(リノーム)」とは?

詳しくはコチラから。

「∞ReNom(リノーム)」の構成
∞ReNomはPythonで開発されており、種々のクラウドサービスやオンプレミスで使用することができます。構成はこの図のとおり。

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ユーザはReNomに定義してあるニューラルネットワークオブジェクトをブロックのように組み合わせることで、解決したい問題に適したディープニューラルネットワークを構築することができます。 これにより、ディープラーニングに取り組む障壁を下げ、様々な分野においてディープラーニングを応用した新しいソリューションを生み出すことができます。

ディープニューラルネットワークを構築するための様々なアルゴリズムやユーティリティが多数用意されているそうで、順次拡大予定とのことです。代表的なものは以下のとおり。

  • 全結合型ニューラルネットワーク
  • 畳み込みニューラルネットワーク
  • 再起型ニューラルネットワーク
  • 制限ボルツマンマシン
  • オートエンコーダー
  • 確率的勾配降下法
    …etc

∞ReNomではこのアルゴリズムを層(レイヤー)として定義していて、これらを連結したニューラルネットワークを∞ReNomを用いて構築すると、次のような図式になるそうです。

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かめきち

∞ReNomは、どのような領域で利用されることが多いのですか?

蝦名さん

製造業や交通・プラント、ライフサイエンスなど、インフラや産業、私たちの生活に密接に関係した分野での利用が進んでいます。ビックデータを用いた不良や故障の発見、将来予測、予兆検知が主なテーマです。
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かめきち

良くあるWebサービスでのデータ解析ではなく、インフラ規模のデータを扱えるとは規模が大きいですね。

蝦名さん

元々、クリーンエネルギー事業で立ち上げてきた会社なので、エネルギー系のインフラ事業経験が基になっています。

かめきち

エネルギー事業を立ち上げるという背景には何かストーリーがあったのでしょうか?

蝦名さん

代表の中村が阪神・淡路大震災で被災した際にエネルギー資源に困らない社会を作りたいとの意思でエネルギー事業を立ち上げました。その後、エネルギー事業の発展として、データの可視化・予測と機械学習の占める領域が広がっていきました。

∞ReNomを活用したデータ分析と精度

かめきち

モデルを考え、アルゴリズムをPythonでコーディングする予測分析が多いと思いますが、ReNomだとそれすらも必要ないのでしょうか?

蝦名さん

多少の組み込みにコーディングは必要ですが、アルゴリズムの中身までをコーディングする必要はありません。重要になるのは、どんなデータを使い、何を行いたいのかになりますね。

かめきち

誰もがAIを使いこなせるには、これくらい簡単だと助かりますね。
気になるのは精度ですが、どの程度なのでしょうか?

蝦名さん

案件によって異なりますが、良い精度の時は100%になることもあります。しかし、悪い精度の時は全く相関が得られない場合もあります。データセットの作り方にも依存するので、分析前にサイエンティストが様々な角度から確認するようにしています。

GRIDの目指すAIの未来

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かめきち

∞ReNomを活用したビジネスのビジョンを教えてください。

蝦名さん

社会インフラの維持やレベル向上にAIが貢献することを目指して、∞ReNomの活用分野を広げていきたいですね。特に、前人未到の社会問題(経年劣化、事故などのリスク)に対して、解決策を提供していきたい。また、AIの専門家だけでなく、第一線で活躍する多くのエンジニアが、自分自身でAIを作れる環境も提供していきたいと考えています。

社会問題の予測、予防に活用できるAIは日本でもまだ数が少ないと思います。Webサービスを中心としたAIは2016年に普及したと思いますが、2017年は、ReNomのようにリアル×AIで活躍するAIの登場に期待ですね。

∞ReNomで社会を変えたいエンジニア募集中!

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とてもオシャレなオフィスのGRIDさんでは、∞ReNomを盛り上げてくれる以下の人材を募集中とのことです。

・プロジェクトマネージャー
・データサイエンス/エンジニア
・∞ReNom開発・設計/エンジニア

特に、データサイエンスの知識のあるエンジニアを急募中らしいので、より大きなインフラデータを解決するアイデアをお持ちの方は、お話を聞きに行ってみてはいかがでしょうか?
その他の人材は下記のリンクからご覧になれますよ。

まとめ

2016年はWebサービスを中心にAIサービスを取材してきましたが、ここに来てリアル×AIの可能性を強く感じています。技術が進み、リアルで扱えるデータが増えてきたので2017年はリアルを注目していきたいと思います。

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