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2017.07.28

【京大】人工知能研究会 KaiRAさんにインタビューしてみた

こんにちは。最近ちょくちょく出てくるやべです。
この頃、ウェイェイ↑↑出身のやべがAI関連の学生に興味を持ち始めました。
今回は「京大」の人工知能研究会 KaiRAさんのインタビューです!

人工知能研究会 KaiRAとは?

京都大学人工知能研究会(KaiRA)は、AIの研究と開発を目指すサークルです。
専門家のご指導のもと、Deep Learningに着目して輪読会や開発を行います。
学部・経験不問!文系の方も参加しています。一緒に人工知能で遊ぼう!

団体情報

会費:無料

主な活動内容:書籍の輪読及びソフトウェア開発

活動頻度:週1回

参加資格:学部生から博士課程、研究者など誰でも歓迎!興味があれば経験は問いません。京都大学以外にも、神戸大学や立命館大学の学生も参加しています。

参加方法:twitter(@kyoto_kaira)にDMを送ってください。
今後の活動曜日もtwitterで告知しますのでご覧ください。

代表プロフィール

氏名:金子 英樹(カネコ ヒデキ)
所属:京都大学農学部 地域環境工学科3回生

中学時代から趣味でプログラミングを勉強していたが、生命科学と工学の融合に興味が出たので大学では農業工学を専攻。遺伝子組換え実験サークルiGEM Kyotoで2年間活動し、ボストンの国際大会でゴールドメダルを受賞。その後サークルを引退し、KaiRAを設立。現在はKaiRAのメンバーと共に機械学習や深層学習を勉強中。

主な活動内容とは?

週1回の輪読会をメインに活動しております。オライリー社の「ゼロから作るDeep Learning」やマイナビ出版の「詳解ディープラーニング」といった本をテキストに扱ってきました。これらの本を章ごとに分担し、それぞれ発表者を決めています。毎週担当者はプレゼンで解説をしつつ、参加者とコーディングを行います。コーディングは担当者がJupyter Notebookで予め配布したものを改変して実験する形式をとっているので、スムーズな進行を実現しております。輪読会の他にも、不定期で企業や研究室の方をお招きしてご講演頂いております。メンバーの基礎知識もついてきたので、今後は工学・経済学・医学・農学など各自の興味のある分野に関するプロジェクトを複数立ち上げて遂行しようと思っております。

設立の経緯について

趣味で深層学習を勉強していた会長が、研究室を見学した際に種石先生と意気投合。学生が自主的に勉強できる場所を作りたいという想いを込めてKaiRAを設立。初めは会長1人しか居なかったが、僅か1ヶ月で30人以上のメンバーが集まる。現在では企業の方々にもご協力頂き、毎週勉強会を開催している。

自主的な活動について

金子(会長・農学部3回)

幼いころからAIを作ってみたいという漠然とした気持ちがあり、始めの一歩として畳み込みニューラルネットワークでアニメの登場人物の画像を分類するAIを作りました。最近では、画像の特定領域を自動的に抽出するようなAIの開発に取り組んでいます。実際に作ってみるとハイパーパラメータやモデルの調整、データセットの準備や前処理、適切な精度評価など沢山の課題が見つかるので、数理的な理論と実践を組み合わせて日々自学自習しています。流行りのディープラーニングだけではなく従来の機械学習の理論や統計学もきちんと踏まえておきたいので、勉強すべきことが山積みです。KaiRAには同じ興味を持つ仲間が沢山いるので、一緒に勉強する人が簡単に見つかって嬉しいです。

小原(農学部2回)

RCNNというアルゴリズムを用いて写真の中から人間の顔を検出するAIを作りました。
生命科学、特に免疫学と自己免疫疾患に興味を持って実験をしたり論文を読んだりしています。生命科学の実験から得られる遺伝子情報、配列情報などの膨大なデータやインターネット上に存在するタンパク質の構造データを用いたディープラーニングやシミュレーションによってwet(実験)の方針の足掛かりとなる地図を作りたいと考えています。dry(データ解析)とwetを駆使して自己免疫疾患の病態解明、原因解明を目指します。

野中(総人3回)

昔から、「何がどのようになったら感情が変化したり、物を作り出したり、難しいことを考えられたりするのだろう」ということに興味を持っており、今は神経科学を勉強しています。現在、脳の研究と機械学習の研究は強く影響しあって発展しています。KaiRAで機械学習の数理的基礎と実装の両方を学ぶことで、よりよい脳の理解につながれば、と考えています。週末はKaiRAのメンバーと「パターン認識と機械学習(PRML)」の問題に取り組んでいます。

種石 慶(理化学研究所)

創薬と医療へのデータサイエンス応用、最近ではがん患者の臨床検査値の予測や予後バイオマーカーの探索、薬候補となる低分子化合物の、グラフ畳み込みを使ったディープラーニング等を行っています。 インテルの新しいプラットフォームで創薬ディープラーニングの最適化検証などもしています。KaiRA設立時から最も手厚くご協力頂いている先生で、毎週の輪読会に参加し、研究者の視点で学生にアドバイスしたり、ディスカッションに参加したりしています。

今後何を目指すのか

KaiRAは多様なバックグラウンドの学生を集めているのが特徴です。
経済を専攻する学生や医学を専攻する学生、神経科学を専攻する学生など多岐にわたります。多角的な視点で問題を発見し、人工知能の技術を活かして解決策を提示できるようなプロジェクトを幾つか立ち上げて切磋琢磨するのが今後の目標です。

みなさんに一言お願いします!!

人工知能の勉強を始めるのに制限はありません。自分の専攻や所属を気にせず、興味があれば積極的に勉強してほしいと思います。関西で仲間を見つけたい人は、ぜひKaiRAに参加してください。

おわりに

学生32人+研究室のメンバーを抱える金子 英樹さんに今後も注目ですね!!

日本全国の人工知能団体、徹底的に調べてみます。

〈京大〉vs〈東大〉の人工知能イベントがあったら面白そうですね!!

いかがでしたでしょうか?

次回は東大人工知能開発学生団体HAITさんの記事を掲載致します。

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