人類を滅ぼすAI!「ソフィア」が注目される理由を調べてみた

とあるAIが「人間を滅ぼす」と発言し注目されました。ソフィア(Sofhia)です。彼女は香港に拠点を置くハンソンロボティクスによって開発されました

彼女が注目される理由に下記のようなものがあります。

  • サウジアラビアで市民権獲得
  • ウィルスミスと対談
  • 国連会議への出席

人間顔負けの大活躍ですね。そんなソフィアの実態迫ります。

ソフィアとは?

ソフィアとは、ハンソンロボティクスが開発したAIロボットです。

ハンソンロボティクスはソフィアに限らずたくさんのロボットを開発しています。最もこだわっている点は人間に似ていること。Frubber®と呼ばれる特許取得済みの材料によって、ロボットの顔を人間と似た質感で表現しています。コミュニケーションに応じてねじれた首のしわの質感などは特に、人間らしさを感じさせます。

ソフィアはそのロボットたちの代表的存在です。

ソフィアができること

ソフィアの機能

ソフィアが最も得意するのは会話によるコミュニケ―ションです。会話ができるAIは今日では珍しくありません。そのなかで彼女の強みは、豊かな表情にあります。

会話の内容に合わせて、微笑んだり、困惑したり、真剣になったりと、言葉に表情の情報を乗せてコミュニケーションができます。

使われている技術は、機械学習の従来の手法から、最新のニューラルネットワークまで多様です。私たちが話す言葉、“自然言語”を機械が解読可能な形に変換する、自然言語処理なども使われています。

ソフィアの実績

ソフィアはそのコミュニケーション能力を活かして活躍の場を広げています。

こちらは超有名俳優ウィルスミスが、ソフィアと行った対談です。口説きにかかるウィルスミスをあしらう言葉と表情が実に人間チックで印象的です。

他にも、国際的な場でスピーチを行っています。

こちらは国連会議に出席した時の様子です。テーマは「すべての未来―急速な技術変化の時代の持続可能な発展」。まさにソフィアにふさわしいテーマです。

このなかで、インターネットや電気が使えない地域の人々を助ける方法を問われました。彼女は小説家のウィリアンギブスンの言葉を引用し、「未来はここにある。広がっていないだけだ」と述べています。示唆に富む表現です。

ソフィアが注目される理由

ソフィアがAIのなかでも注目される理由の一つに、彼女が放った衝撃の発言があります。

話題になったのはこちら。開発者のデビットハンソン氏との会話です。こちらの動画だとおよそ2分からが問題のシーンです。

ハンソン氏
「人類を滅ぼしたい?ノーと言ってほしいけど」
ソフィア
「分かった。人類を滅ぼすわ」

と答えています。その後ソフィアはジョークであると釈明します。それでもAIの、「人間を滅ぼす」との発言は恐ろしく感じられます。

人間とAIのこれから

AIソフィアの一番の特徴は、「最も人間に似たAI」であることです。このようなAIが人間に与える印象は大きく2つでしょう。

  • AIの可能性に見出す希望
  • AIが人間と同じように振舞うことでの恐怖

後者のAIが与える恐怖をもっと噛み砕くと2つに分けられます。

  • 「仕事」を奪われるという恐怖
  • 人類を滅亡させるという恐怖

前者の「仕事」の代替は少しづつ始まっているかもしれません。一方でAIによって生み出される雇用や職業も存在します。

また、人類を滅亡させるという議論も今のAIの延長線上としては、必ずしも現実的ではありません。例えば、ソフィアが放った「人類を滅ぼす」という表現も、自律したロボットが生み出した意思ではなく、人間が学習させた結果に過ぎません。

ソフィアが人間とAIの架け橋になってくれることに期待したいです。

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