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Intelligence Design株式会社は、エッジAIカメラを利用した通行量調査 サービス「IDEA counter」を渋谷センター商店街に設置すると発表しました。渋谷センター商店街振興組合と協力し、商店街における通行者の人数調査に関する実証実験を開始します。
同社はこれまでも通行量調査にAIを活用しています。2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛の影響を受け、東京 原宿エリアの通行量が約90%減少したと発表しました。
今回の取り組みの背景には、通行量調査の「コスト」や「非効率さ」の課題があります。街づくりに活かすために、各自治体や各組合が通行量調査を行っていますが、人的作業で行うことが基本となっているからです。
この課題に対してIntelligence Designは、エッジAIカメラサービス「IDEA counter」を開発しました。
これまでも首都圏ビルや商店街などに導入を進めてきており、今回も渋谷センター街の通行量調査のために「IDEA counter」を導入し、実証実験を行います。
具体的には商店街に2台のエッジAIカメラを設置。画像解析技術を使って歩行者の人数や属性を推定します。また、時間ごとの傾向を分析して同商店街の活性化策に資するデータ取得を行うとしています。
「IDEA counter」は通行量調査に特化し、多機能・低価格を売りとしたサービスです。ユーザは、エッジAIカメラに給電するだけで簡単に設置できるため、迅速に導入が可能です。
調査項目は
- 通行者数
- 属性推定
- 持ち物推定
- 侵入検知
があり、顧客のデータ取得、マーケティング、接客支援、防犯にも実現可能です。
人数カウントなどを推定する機能はカメラ側に搭載しており、顔画像などの個人を特定できる情報をクラウド側に保管せず、プライバシー保護に配慮されています。
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