HOME/ DXNOW /【従業員満足度を今すぐ計測したい人必見】計測サービス事例徹底紹介!
2021.02.08

【従業員満足度を今すぐ計測したい人必見】計測サービス事例徹底紹介!

最終更新日:

近年、少子高齢化が進み労働人口は減少しています。

その中で企業が生き延びるには、限りある働き手を自社にどう定着させ、生産性をあげるかが重要になってきます。

だからこそ企業は「従業員満足度」の視点を持ち、社内の環境を良好に保つことで優秀な人材の流出を防ぎ、組織の成長を測る必要があります。

ただ、具体的にどうやって計測したらいいのか、どうやって満足度をあげたらいいのか、わからなかったりするのではないでしょうか?

今回の記事では、そんなお悩みに答えるため、従業員満足度とその項目、具体的な計測方法、具体的な満足度の向上方法を解説します。

従業員満足度とは

福利厚生やマネジメント、職場環境、働きがいなどについて社員の満足度を表す指標を意味します。

従業員満足度は英語で「Employee Satisfaction」と呼ばれ、頭文字を取った略称の「ES」と表現される場合もあります。

従業員満足度の項目

ここでは仕事に対するやる気などの動機付け要因に関する項目を7つまとめました。

質問内容の質によって、現状認識の質も変わってきます。動機付けの面での満足度が高いと従業員満足度も高くなります。

仕事に対する満足度

  • 仕事の難易度・内容の納得感
  • 仕事のおもしろさ
  • 成長スピード、成長実感
  • キャリア展望

職場に対する満足度

  • 組織への存在意義
  • 職場での人間関係

上司に対する満足度

  • 上司との関係性
  • 上司は指導してくれる

会社全体に対する満足度

  • チャレンジできる環境があるか
  • 安心して仕事ができる環境が整っているか

処遇に対する満足度

  • 給与や労働時間に納得感
  • 人事評価に対する納得感
  • 個人目標に対して話し合う環境はあるか
  • 休日・休暇は取りやすいか

福利厚生に対する満足度

  • 勤務形態にどれくらい融通が効いているか

経営に対する満足度

  • 会社の経営やビジョンに対してどれだけ共感できているか

満足度を測るメリット

「従業員のやりがいやモチベーションの可視化・定量化」

やりがいやモチベーションの可視化・定量化ができることで、自社の理解が深まり、注力すべき部分を正しく認識することが出来たり、

定量化することで、数値として満足しているのかどうなのか判断することができ、課題を見つけやすくなります。

「優秀な人材の定着・採用ができる」

満足度を高くすることによって、会社の評判は上がります。

また社内の状態がよくなれば、人材の定着が促進できるだけでなく、リファラル採用がうまくいきやすくなるので、採用もうまくいきやすくなり、優秀な人材の確保がしやすくなります。

「顧客満足度の向上」

従業員満足度が高い企業は生産性も高くなる場合が多く、結果的に顧客満足度の向上にも繋がります。

「従業員のメンタルヘルスの改善」

職場面や仕事面の項目から従業員のメンタル状態を把握できます。

どのような部分で負荷が掛かっているのか、どの程のストレスを感じているのか把握し、改善を行うことによりメンタル状態の改善がしやすくなります。

良好な組織の状態とは

そもそも、組織が良好な状態とはどんな状態なのか定義しました。

下記のような状態が保てていず、その原因を探るための手段の1つとして従業員満足度の計測があります。

  • 経営層と従業員とが組織の経営理念・ビジョンを共有している
  • 経営理念・ビジョン達成のため従業員が主体的・自発的に協働
  • 従業員のモチベーションが高い
  • 組織内のコミュニケーションが循環している
  • 効果的な人材育成のシステムが構築されている

1on1などを実施することで社内のコミュニケーションが取れ、経営層とのビジョン共有ができ、それは関係性構築にも繋がり、社員がそれらを理解をできていることで自走できる環境になります。

従業員満足度を上げる方法

現状を知る

①アンケートを取る

アンケート項目として、

  • 総合的な項目(会社に対してどんな思いで働いているか11段階程で評価して貰う質問)
  • 基本的な情報(性別、年齢、名前、部署)
  • 上記に記述したような7つの項目

上記の内容が挙げられます。

項目を決める上で、知りたい現状を知れない可能性があるので、なぜアンケートを取るのか目的を明確にしましょう。

アンケートを取ることのデメリットは、やりっぱなしにすることや、定期的に行わないことは意味がないという部分です。

調査結果から改善アクションを起こしたり、定期的に行うことで少しつず継続的に改善をしていきましょう。

②社員のヒアリングを行う

インタビュー調査は、インタビュー形式で従業員満足度を図る方法です。

従業員に直接にヒアリングすることで、アンケートで知れる情報以外に温度感も知ることが出来ます。

懸念点としては、従業員数の多い企業では膨大な時間コストがかかること。

そして、匿名ではないので本音を語ってくれない可能性があります。

自社でアンケートを取る上で意識すべき点

  • 質問の長さ・並び・統一性

→あまりに多いと答えるのが面倒になってしまうので、長すぎず読みやすくを心がけましょう。

また質問を作成する上では、その順番も大切で、答えやすい聞き方や選択肢の出し方をしましょう。

そして、質問内容には統一性を保つことです。事前に、アンケート後の分析方法を大枠で良いので決めておくと、質問内容にも統一性が出て、事後集計に活かしやすくなります。

  • 扱いやすいフォーム

→現在ではWebフォームがアンケートの主流になっていますが、調査対象がWebに不慣れな方である場合は紙媒体のほうが効率的です。

  • 疲れない質問量

→あまりに質問数が多いと、回答者も途中で飽きてしまったり、時間がなくて回答しきれなかったりします。

  • 回答しやすい内容

専門的な用語は控え、伝わりやすい用語や表現を使うようにします。

従業員満足度を計測するサービス5選

今回、ボクシルで高評価を得ているサービスに特化しています。(星5中、4以上のサービス)

  • ラフールサーベイ
  • wevox(ウィーボックス)
  • Geppo(ゲッポー)
  • SmartHR
  • カオナビ

ラフールサーベイ

特徴

  • 従業員の満足度を測る上で、心身の健康把握をサポートするサービス。
  • 約3,000社の社員18万人以上のメンタルヘルスデータをベースに、大学・精神科医・産業医・臨床心理士の知見を取り入れたオリジナル調査項目により多角的な分析が可能。
  • サービス開始から1年で有料導入企業550社突破。

導入事例

  • 「ラフールサーベイ」は、ストレスチェック機能だけでなくメンタルやフィジカルの状態も可視化できるので、魅力的に感じていた。結果的に、ツールを使うことで期待通り組織状態を可視化できた。(株式会社CINC)
  • 従業員エンゲージメントの希薄化が課題となっていたが、非常に細かくデータが取れる点に魅力的で、サマリー画面で全体像を把握した後、気になる項目を深堀りして設問に対する回答比率を確認ができたり、属性ごとの比較ができる機能が大変ありがたかった。
    (株式会社カントウ流通)

価格

  • 14,800円/月 〜 29,800円〜/月
  • 契約期間12ヶ月 + 初期費用 100,000円 + 月額料金(プランによって異なる)

wevox(ウィーボックス)

特徴

  • 生産性に関係があることが科学的に証明された、エンゲージメントを9つの指標で可視化。回答に要する時間は約3分。
  • 未来予測の技術を活用したサポートが必要な従業員の抽出。
  • 1550以上の会社・チームが利用。

導入事例

  • 働き方改革の一環として導入。シンプルで使いやすいユーザビリティと費用感、そして実績も十分にあることから、セキュリティの信用度もあり、金融系の企業である自社でも導入しやすかった。諸々の総合力でwevoxに。(三井住友海上火災保険株式会社)
  • エンゲージメントスコアという形で、組織状態が定量化されるので、自分の感覚値では把握しきれない課題までwevoxは教えてくれた。
    (デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社)

wevox導入事例

価格

  • 300円/ユーザー(1ヶ月無料トライアル実施中)

※機能によって、値段は変わります。

Geppo(ゲッポー)

特徴

  • 人事における「個人の課題」と「組織の課題」を見える化し、働き方改善を個人・組織の両方から支えるサーベイ。
  • 従業員のコンディションを把握できるので、ストレスやメンタル面での不安解消に繋がる。
  • 25人〜数千名規模の企業まで、業界業種問わず、幅広く導入・活用。

導入事例

  • ログイン不要で15秒足らずで回答できる、UIのシンプルさが魅力。これまで感覚的に把握していたことがデータで裏付けされ、組織で起こっている事象や課題がタイムリーに分かるように。(パーソルキャリア株式会社)
  • リアルタイムでGeppo上のデータが更新されるので入力工数がゼロになり、数値を見るだけで些細な変化にも気づけるように。(株式会社NTTデータ)

Geppo導入事例

価格

  • 39,800円/月(無料トライアル実施中)

SmartHR

特徴

  • 従業員へ簡単にアンケートを配信。部署や役職などの情報をもとに様々な分析ができる。
  • エンゲージメント調査や不定期のアンケートなど、あらゆるサーベイに対応可能。
  • 登録社数 30,000社以上。

導入企業

  • 株式会社メルカリ
  • スマートニュース株式会社
  • 株式会社キュービック
  • 合同会社DMM.com

SmartHR導入事例

価格

  • 記載なし(15日間無料トライアル実施中)

カオナビ

ー特徴ー

  • 3つの最適な設問がデフォルトで設定済みなので、導入後すぐにアンケートを実施できます。カンタンな操作画面で、スマホからでも回答可能。
  • 人材データベースとの一元管理ができるカオナビだから、評価推移や面談履歴と比較分析が容易に。
  • 利用企業数 約1,800社。

導入企業

  • 株式会社サイバーエージェント
  • エイベックス株式会社
  • 日清食品ホールディングス株式会社
  • アイリスオーヤマ株式会社

カオナビ導入事例

価格

  • 記載なし(プランや人数によって変更あり。)

まとめ

以上【従業員満足度を今すぐ計測したい人必見】計測サービス事例徹底紹介!でした!

従業員満足度に関する正しい認識はして頂けたでしょうか?

この記事を通して、社内状態が良好になるため、生産性が向上するための判断材料になっていただけると幸いです。

無料メールマガジン登録

週1回、注目のAIニュースやイベント情報を
編集部がピックアップしてお届けしています。

こちらの規約にご同意のうえチェックしてください。

規約に同意する

あなたにおすすめの記事

生成AIで“ウラから”イノベーションを|学生起業家が描く、AIを活用した未来

特許技術×AIでFAQを次のステージへ|Helpfeel

GPUの革新からAI時代の主役へ|NVIDIA

あなたにおすすめの記事

生成AIで“ウラから”イノベーションを|学生起業家が描く、AIを活用した未来

特許技術×AIでFAQを次のステージへ|Helpfeel

GPUの革新からAI時代の主役へ|NVIDIA