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2021.02.10

失敗しないためのポップアップストア運営方法 | 初めて開催する人必見

最終更新日:

ポップアップストアとは、期間限定で開設される話題性のあるお店です。

ポップアップストアでは、実店舗を持たないブランドが対面でお客様のリアルな反応を見られたり、ブランドの認知度を拡大させられます。

ここ5年、日本国内におけるポップアップストアの開店数は大幅に増えており、日本でも注目される販売促進施策の1つとなっています。

この記事では、ポップアップストア開催により見込める効果、必要な準備、開催をサポートするサービスを紹介します。

ポップアップストアとは

数日から数週間開催する期間限定店舗のことです。

開催場所は、レンタルスペースをはじめ、駅や催事場、商業施設などの空きスペースです。

開催目的は、プロモーション活動や一時的な販売経路の拡大です。
ECサイトなどを中心に展開している企業も、ブランド名を認知されやすくなりました。。

また、実店舗を持たない作家やネットショップのオーナーとの交流をするための機会としても活用されます。

ポップアップストア開催による効果

売り上げ獲得

普段ECサイトのみで販売するブランドは、ポップアップストア開催により販売員と顧客間で直接コミュニケーションを取れます。
商品の特徴や使用方法を的確に伝えられるため、顧客の不安を減らしオンラインでの購入意欲を高めます。

また、売り手からのアプローチやポップアップストア限定販売などの取り組みにより、ポップアップストアでの購買促進に繋がります。

認知拡大

ECサイトのみで販売している場合や、出店数が少なく顧客との接点が少ない店舗にとって、ポップアップストアはブランドの認知度を向上させる効果的な手段です。

また、SNSなどで店舗の感想や商品の写真が拡散されれば、さらなる認知度のアップが見込めます。

コミュニティ形成

ポップアップストアでは直接顔を合わせるため、信頼を得られ、場合によってはブランド・店員のファンを増やします。

また、商品やブランドの世界観を直接的に表現できます。
そのため、共感された場合にファンが増え、購入を継続してもらえる可能性が高まります。

ポップアップストア出店準備

企画

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンラインでのコミュニケーションが拡大する中で、いかに消費者を満足させる「実体験」を提供できるかという点が重要です。

ポップアップストアをきっかけとした長期的な売り上げを増やすためには、開催イベントの存在感を出し、認知度を上げ、新規顧客を生み出し、既存リードの質を高め、興味を持たせ、購入したくなるような導線引く企画が必要です。

費用

短期間の出店でも、百貨店やファッションビルなどの会場費や人件費などに費用がかかるため、充分な資金を確保する必要があります。

主にかかる費用としては、

  • 会場費
  • 装飾費
  • 運営費
  • 人件費

があります。

店舗運営

必要なアイテム

主に必要なアイテムとしては、

  • 会場
  • レジ
  • ショップの袋
  • ディスプレイ用の家具
  • 在庫
  • 釣り銭
  • 配置イメージ

上記のものが挙げられます。

これらを探す手段として、それぞれの目的に即したサービスが整っているため、下記で項目別に紹介します。

開催告知

告知する上で必要な情報としては、下記のものが挙げられます。

  • 日時
  • 場所
  • ストア概要
  • PRするためのツール
  • SNS
  • Twitter・IG・FB
  • PRTIMES

告知場所や告知頻度によって集客率は変わります。

そのため、ターゲットの言語化、ターゲットが多く集まるSNSへの投稿、ターゲットに刺さる発信内容を徹底することをお勧めします。

開催後の効果測定

開催により、「来客数」「SNSでの反響」「店舗名の検索数」のデータがが集まるため、ECサイトから実店舗運営を始めたいというショップには、ヒントになります。

他にも、計測可能なデータとして、

  • 交通量の集計
  • 視認量の集計
  • 年齢・性別推定
  • 天候(気温・降水確率)等、外部データとの相関

なども挙げられます。。

ポップアップストアサポートサービス

全般サポート

more BASE

特徴

  • 集客や販売促進支援を強化するサービスの情報を掲載するWebサイト(サービス提供資格として「BASE」にてショップ開設の必要あり)
  • 「more BASE」に掲載されている全国の商業施設およそ20施設(順次拡大予定)でポップアップストア開催が可能
  • 連携している企業の他サービス情報も紹介(加盟特典として受けられるサービスあり)

連携サービス一覧

Canva

特徴

デザイン作成ツール(バナー等の画像作成)

「BASE」ショップオーナー向けProプラン割引あり

リモフォト by 週末モデル

特徴

着画素材提供サービス

MESHWell

特徴

販売員マッチングサービス

canal

特徴

オリジナルパッケージ制作サービス

orosy

特徴

店舗向け卸販売サービス

SHOPCOUNTER

特徴

ポップスストア全般支援サービス

GOBLIN.

特徴

高画質&高音質な映像を、会場手配から配信までワンストップで提供するサービス

STYLIA

特徴

スタイリストとブランドのマッチングサービス


価格(「BASE」ショップ開設料金)

月額費用・初期費用 無料
※売り上げ時に発生する決済手数料を支払う仕組み

広告・催促物

CREST WORKS

特徴

ファッションブランドを中心に、リアル店舗の広告や販促物のデザイン、製作施工を手掛ける

価格

要相談

SHOPTOOLDESIGN .COM

特徴

  • ロゴを始め、ショップカード、リーフレット、メニュー、DMやチラシ等、幅広い販促物のデザインから印刷まで行う
  • 個々に担当デザイナーが付き、用途や目的沿ったデザインを提案
  • 打ち合わせから納期まで約2週間

価格

デザイン+印刷費+送料の料金設定

支払い方法は、振込のみ
※期日は、受注制作のためデザイン制作前

場所探し

SHOPCOUNTER

特徴

  • 催事スペースマッチングサービスで、お問い合わせから出店まで最短で約1週間
  • 商材にあったスペースの提案から出店時のフォローまで行ってもらえる手厚いサポート付き
  • SHOPCOUNTERのみ取り扱い可能なスペースあり

料金

スペースによって異なり、日単位・週単位・月単位での貸出
決済方法はクレジットカードのみ対応

SPACE MARKET

特徴

  • スペースを時間単位で貸し借りできるマッチングサービス
  • 個人目的で使用されることが多い
  • 気軽に予約できる

価格

スペースによって変動し、時間単位または日単位での貸出
支払い方法は、クレジットカードまたは後払い

GOBLIN.

特徴

  • 東京都内のレンタルスペースサイト
  • 用途・目的に合わせて提案するスペースプランナーが場所選びをサポート

価格

スペースによって変動し、時間単位での貸出
支払い方法は、請求書による銀行振込(法人の場合)

※ポップアップストア用途の場合、商品の展示をメインとし二日間以上の利用を指す

オリジナルパッケージ作成

canal

特徴

  • オリジナルデザイン作成代行サービス
  • 最短30秒で見積もり、50枚から発注、最短2週間で納品
  • 商品は、ダンボール・小包み・紙器の3種類

価格

商品や素材によって変動

berryB

特徴

  • オリジナル紙袋作成代行サービスで、グラフィックデザイナーがデザインを手がけている
  • 紙袋以外の商品として、リボン・ボックス・不織布・ポリ袋・シール・封筒&宅配袋・デリバリーポリバッグの計7種類の用がある

価格

商品や素材によって変動

店舗と販売員のマッチング

MESHWell

特徴

  • 優秀な販売員に必要な時に接客販売の依頼ができるサービス
  • 当日数時間からOK、面接不要、プロフィールを見て自ら依頼者を選定
  • 販売員への支払いは全てMESHWellが代行し、業務委託契約をシステム上で完結

価格

タレントへの報酬+サービス利用料(報酬の30%)

※タレントへの報酬は、業務時間等により上下し、交通費など諸経費を全て含まれる

まとめ

今回は失敗しないためのポップアップストア運営方法を紹介しました。

知らないサービスがあれば、チェックしてみて下さい。

記憶に残るポップアップストアの開催ができることを願っています。

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