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2021.02.12

【店舗向け】QRコード決済5選!仕組み、メリット・デメリットを徹底解説!

最終更新日:

QRコード決済 アイキャッチ画像

ここ数年でクレジットカードや交通系IC・QRコード決済などのキャッシュレス決済を導入する店舗が増えてきました。

そこで、今回はQRコード決済について、仕組みやメリット・デメリットを中心に紹介していきます。
QRコード決済を導入していない方、導入に悩まれている方は参考にしてください。

1. QRコード決済とは

QRコード決済とは、スマートフォン1つで決済できる便利な決済方法です。

QRコードを読み取ることによって、ユーザーが登録している銀行口座やクレジットカードから利用した分の金額が引き落とされます。

2. QRコード決済の2つの決済方法

店舗提示型

店舗提示型とは、店舗に提示しているQRコードを、利用者がスマートフォンで読み取る決済方法です。

利用者はQRコード決済を読み取ったのち、支払い金額を入力し決済を完了します。

店舗側は、レジ周りにQRコードを設置するだけで導入が完了するため、導入コストを抑えられます。

利用者提示型

店舗側が、利用者のスマートフォンに提示されたQRコードを読み取る決済方法です。

店舗側はPOSなどのバーコードリーダーやQRコードのスキャンアプリで、QRコードやバーコードを読み取ります。

利用者提示型の場合POSやスキャンアプリなどの導入コストがかかりますが、在庫管理しやすいというメリットがあります。

店舗や商品の数が多い大手チェーン店は、利用提示型のQRコード決済システムがおすすめです。

3. QRコード決済導入の店舗側メリット

決済スピードが速い

QRコード決済のメリットとして速い決済スピードが挙げられます。

決済スピードが速いため、会計時間も短縮され混雑緩和にも繋がります。
また会計ミスなどのトラブルが防げ、レジ締めの時間と手間も省けます。

導入費用が安い

QRコード決済は、他のキャッシュレス決済より安く導入できるメリットがあります。

電子マネーやクレジットカード決済の場合、決済用の端末が必要です。

しかしQRコード決済は、スマートフォンやタブレットがあれば利用できるため、費用を抑えられます。

またサービスによっては初期費用無料や安いものがあるため、初期費用を抑えられれば導入費用を抑えられます。

店舗の売上UPにつながる

QRコード決済事業者は、利用者獲得のためクーポンやポイントを配布するなど、さまざまなキャンペーンを実施しています。

キャンペーンにより、お得なポイントやクーポンの使用を来店目的とする利用者も多数存在するため、多くの集客が見込め店舗の売上UPにも繋がります。

ウイルス感染防止になる

近年では、新型コロナウイルスの感染が拡大しているため、感染防止策としてキャッシュレス決済が推奨されています。

QRコード決済は接触機会を減らせるため、利用者が安心して来店できます。

4. QRコード決済導入の店舗側デメリット

利用者がまだ少ない

QRコード決済の利用者は、クレジットカードや交通系ICなど他のキャッシュレス決済に比べ、少ないのが現状です。

しかし国でキャッシュレス決済を推進しているため、今後は利用者が増加する可能性が高いでしょう。

入金までに時間がかかる

QRコード決済での売上は、決済事業者を経由して店舗の口座に入金されます。

決済完了から入金までの期間は事業者ごとに異なります。
最短翌日から月に1回の入金の事業者もあるため、注意が必要です。

5. QRコード決済導入費用(手数料)について

決済手数料

決済手数料とは、QRコード決済を利用する際に発生する費用です。

決済事業者ごとに設定された手数料率で計算します。
「決済金額× 手数料率= 決済手数料」という計算になります。

(例)決済金額が5,000円で手数料率が3%の場合、決済手数料は以下の通りです。
「5,000円(決済金額)× 0.03(手数料率)= 150円(決済手数料)」

入金手数料

入金手数料とは、決済事業者から店舗の口座に入金される際にかかる費用です。

決済事業者によっては、入金手数料が無料になる条件を設定している場合もあるため、導入前に入金手数料の条件を確認しましょう。

6. QRコード決済おすすめ5選紹介!

StarPayAplus

「StarPayAplus」1つで8つのQRコード決済ブランドをまとめて導入できるため、多様なお客様に対応できます。

特徴

  • 無料アプリのため気軽に導入できる
  • 使いやすい専用端末を用意しているためアプリの初期設定が不要
  • アプリで複数のQRコード決済ブランドを一括管理できる
  • 8つのQRコード決済ブランドを自動認識しスムーズに決済できる

料金

  • 専用端末費用
    38,000円(税別)
  • 月額費用
    0円
  • 決済手数料(税込)
    メルペイ、d払い、Pay Pay、au Pay、LINE Pay: 3.245%
    楽天Pay: 3.24%
    Alipay、WeChat Pay: 3.245%
  • 入金手数料
    250円(税別)/ 回

トライアルの有無

あり

VAAKPAY

小売店舗のレジ対面をゼロにする映像解析AIシステムで、お客様の体験をよりスムーズで便利にし、運営省人化・デジタル化が可能です。

特徴

  • スキャン・レジ打ちをなくし、欠品検知や棚卸しのシステム化・需要予測などVAAKPAYのデータを活用し広範な省人化を実現
  • 万引きができない仕組みを作り、またカメラや商品に対する不正を検知し防止する
  • どの商品が注目されているか、どの属性のお客様が来店されているかなど詳細な分析が可能

料金

問い合わせ

トライアルの有無

不明

Smart Code

QR決済事業者や店舗の負荷軽減、消費者にとって安全・安心な決済を実現します。

JCBがQR決済事業者と店舗をつなぐ決済情報処理センターの提供や、加盟契約の一本化を行います。

特徴

  • コードの表示は、統一QRコード・バーコードJPQRに準拠
  • 加盟店はSmart Codeを採用する国内外のQR決済事業者の決済サービスをまとめて取り扱い可能

料金

問い合わせ

トライアルの有無

不明

atone

QRコード決済/ atone

引用: atone 公式ホームページ「atone」はカード不要でコンビニ後払いができます。
また、実店舗だけでなくネットショップでも利用できます。

特徴

  • コンビニで現金払いができるため、クレジットカードを嫌うユーザーを取りこぼさず店舗のキャッシュレス化を推進できる
  • 1分ほどの会員登録で消費者はすぐにatoneでお買い物できるため、購買へとつなげられる
  • 後払い利用ユーザーの新規顧客獲得やポイントの活用で売上向上に貢献

料金

  • スタンダードプラン
    初期費用: 0円
    月額費用: 0円
    決済手数料: 2.9%(非課税)
    トランザクション費用: 30円(税抜)
    キャンセル処理料: 0円
  • プレミアムプラン
    初期費用: 0円
    月額費用: 48,000円(税抜)
    決済手数料: 1.9%(非課税)
    トランザクション費用: 30円(税抜)
    キャンセル処理料: 0円

トライアルの有無

あり

スイッチングゲートウェイサービス

複数のQRコード・バーコード決済電文を中継します。

各決済事業社ごとに必要だった端末改修を最小限に抑えるため、決済サービスの導入スケジュール短縮とコスト圧縮します。

特徴

  • コストを抑えてQRコード決済を導入できる
  • ハイセキュリティな環境かつ決済の不整合を防止
  • QRコード・バーコード決済の導入だけでなく、ハウス電子マネー・デジタルギフトへの展開を実現

料金

問い合わせ

トライアルの有無

不明

7. まとめ

今回はQRコード決済の仕組みからメリット・デメリットまで紹介しました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、今後はQRコード決済を始めとするキャッシュレス化が進むと予想されます。

まだQRコード決済を導入していない方は、この記事を参考に導入を検討してみてください。

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