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2022.01.19

「DX Suite」のAI-OCRが履歴書の読取に対応、履歴書情報から人材データベースの構築を支援

最終更新日:

2022年1月14日にAIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社は、「DX Suite」のAI-OCR機能を拡充し、読取可能な帳票として新たに非定型帳票モデル「履歴書」の読取に対応したと発表しました。

AI inside 株式会社の「DX Suite」は、独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCR「Intelligent OCR」と大量帳票を同一フォーマットごとに仕分ける「Elastic Sorter」の機能を搭載した情報をデジタルデータ化するアプリケーションです。「Intelligent OCR」は、 従来のOCRでは読み取りが難しいとされた手書き文字も高精度に読み取り、複数の言語に対応しています。また、 ユーザが自身の情報をコントロールできるプライバシーコントロール機能も備えています。

OCR・・・紙などに手書きで書かれている文字を読み取りデジタル化する技術

株式会社ネットオンの「履歴書の形式についての実態調査」によれば、人事手続きのオンライン化も広く普及している中、依然として紙帳票での受け渡しや管理を行っている企業が多く、すべての履歴書をデータで受領し管理する企業は3.9%に留まっています。特に人材の流動性が高く大量の履歴書を受領する企業などでは、履歴書の内容を手入力で管理システムに登録することが大きな負荷となっていました。

「DX Suite」のAI-OCRが履歴書の読取に対応したことで応募者の基本情報や、志望動機・スキル・備考欄を含めた28項目を瞬時に読み取りテキストデータ化し、管理システムへ連携することで、人材データベースを構築することができるようになるとのことです。

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