HOME/ AINOW編集部 /レブコムがコミュニケーション研究開発組織を新設
2023.01.23

レブコムがコミュニケーション研究開発組織を新設

最終更新日:

株式会社RevComm(レブコム)は、AI技術を用いて、コミュニケーションの分析・研究を行う専門の開発組織として「RevComm Research(レブコム・リサーチ、 RCR)」を新たに設立しました。RCRは、音声認識自然言語処理、マルチモーダルAIを中心として、目に見えないコミュニケーションの見える化に、より一層注力していくとしています。

「RevComm Research」とは

RCRは、人びとがお互いのことをわかりあえる社会を目指し、コミュニケーションの新しい形について研究開発する組織です。人は他者とのコミュニケーションの中でしばしば摩擦や不平等な事態が起き、お互いに理解できない、信頼できない場面に遭遇します。RCRでは、そのような摩擦をなくすための技術を開発し、より柔軟で誤解のない適切なコミュニケーションができる環境作りを進めていきます。

またRCRには、「Research for Communication Revolution」の意味も含まれています。これは、「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」という企業理念のもと、AI技術を用いて新しいコミュニケーションを発明していることで、主に音声認識、自然言語処理、マルチモーダルAIを中心として、目に見えないコミュニケーションを見える化することに注力しています。

レブコムの主なサービス

音声解析AI電話「MiiTel」

MiiTel(ミーテル)は電話営業や顧客応対を可視化する音声解析AI搭載型のクラウドIP電話です。電話営業や顧客応対を自動録音、AIが文字起こし、解析・可視化することにより、顧客と担当者が「何を」「どのように」話しているか分からない、というブラックボックス問題を解消し、商談獲得率・成約率の向上やセルフコーチングを後押しします。

「MiiTel for Zoom」

「MiiTel for Zoom」は、AIによる文字起こしとトーク分析機能によりZoom面談の可視化、社内共有を可能とし、オンライン面談の生産性向上を実現する「MiiTel」ブランドの新しいサービスです。「MiiTel」とZoomの連携により、電話、オンライン会議を一元管理し、社内資産としてストック化することができます。

これまでの活動実績

2022-02-09 音声解析AI電話「MiiTel」、音声感情認識機能をリリース 会話のポジティブ、ネガティブな感情をAIが可視化
2022-03-03 レブコム、京都大学との共同研究による音声感情認識に関する論文が音声処理系トップカンファレンス「ICASSP 2022」にて採択
2022-04-28 レブコム、音声解析AI電話「MiiTel」に関する特許を取得
2022-05-18 レブコム、九州工業大学と対話解析技術に関する研究を共同で開始
2022-07-07 レブコム、「MiiTel for Zoom」を提供開始 AIがオンライン商談を解析
2022-08-30 筑波大学との共同研究による論文が音声処理系トップカンファレンス「INTERSPEECH 2022」にて採択
2022-08-31 京都大学との共同研究による論文が音声処理系トップカンファレンス「INTERSPEECH 2022」にて採択
2022-11-01 筑波大学との共同研究による論文が「APSIPA ASC 2022」にて採択
2022-11-28 レブコム、音声解析AI電話「MiiTel」に関する特許を3件取得
2022-12-20 「MiiTel for Zoom」、文字起こし結果の要約機能(ベータ版)をリリース

無料メールマガジン登録

週1回、注目のAIニュースやイベント情報を
編集部がピックアップしてお届けしています。

こちらの規約にご同意のうえチェックしてください。

規約に同意する

あなたにおすすめの記事

基調講演だけではない。OpenAI、Microsoft、Metaもビジョンを語ったGTC2024セッションまとめ

ChatGPTもGeminiも忘れて、これらの(信じられない)次世代AIツールをチェックしてみよう!

「Yahoo!知恵袋」でも活用、LINEヤフーの生成AI活用戦略

あなたにおすすめの記事

基調講演だけではない。OpenAI、Microsoft、Metaもビジョンを語ったGTC2024セッションまとめ

ChatGPTもGeminiも忘れて、これらの(信じられない)次世代AIツールをチェックしてみよう!

「Yahoo!知恵袋」でも活用、LINEヤフーの生成AI活用戦略