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2023.02.02

【無料あり】ノーコードツールおすすめ15選 – 特徴や料金を徹底比較

最終更新日:

近年、社会全体でIT化が急速に加速し、事業規模や業種を問わずDX化が求められるケースが増えています。

しかし、現場ではDX化を進められる人材やリソースの不足等といった問題を抱える方々も多いです。

そこで、DX化を促進し、簡単に扱える”ノーコードツール”の紹介を致します!

【この記事でわかること】 ※クリックすると見出しにジャンプします

▼DXについて詳しく知りたい方はこちら

目次

ノーコードの特徴

まずは、ノーコードの特徴である「ノーコードツールはプログラミングの経験がなくても扱える」と「短期間で開発が可能」の2つを紹介します。

ノーコードツールはプログラミングの経験がなくても扱える

ノーコードとは、英語にすると“No Code”となります。つまり、ソースコードを記述せずにWeb開発やアプリ開発などが可能な技術の総称を指します。

そのため、ノーコードツールはエンジニアのようにプログラミングを学んでいない方でも開発に取り組むことができる素晴らしいツールです。

短期間での開発が可能

ノーコードツールは、コードを書かなくてもよいため実装までの時間が少なくて済みます。更に、本来開発をするには、プログラミング言語やコーディング技術を習得する必要があります。

しかし、ノーコードツールは、その必要がありません。そのため、習得に要する時間も開発に当てられるようになります。

ノーコードツールのメリット・デメリット

次に、ノーコードツールのメリット・デメリットについてお話しします。

ノーコードツールのメリット

ノーコードツールの以下の3つのメリットを紹介します。

それぞれ解説していきます。

イメージ通りのシステム・アプリが簡単に作れる

ノーコードツールは、アプリ・Web開発をテンプレートの活用やドラッグ&ドロップのみで開発できるものが多く、感覚的に操作が可能となっています。

そのため、イメージしていたプロダクトを簡単にカタチにすることができます。

開発費用を抑えることができる

従来のアプリ開発では、外部に委託しゼロからシステム構築を行うため、費用がかなりかかります。

一方、ノーコードツールは、専門知識を持たない人でも現場で開発できます。結果、開発費用を抑えることができます。

短期間で実装・テスト運用が可能

先程触れたように、ノーコードツールは短期間での実装が可能です。

そのため、「デモンストレーションや量産前の問題点の洗い出し」を目的としたプロトタイプ開発や「必要最低限の機能を備えたプロダクトを作成し、ユーザーのニーズに応えて徐々に機能や仕様を追加・変更していく製品・サービス」の開発を目的としたMVP(Minimum Viable Product)を開発できます。

つまり、企画のプロット段階のものをリアルに形にすることができるのです。

ノーコードツールのデメリット

ノーコードツールの以下の2つのデメリットを紹介します。

それぞれ解説していきます。

自由度や拡張性が低い場合がある

ノーコード開発では、作成例をそのまま開発に流用できるテンプレートの種類やパソコンの開発環境、使用できる連携サービスの種類などに依存しています。

そのため、それらの仕様により機能が制限される場合があります。これを回避するために、使用するツールをよく選定する必要があります。

連携できるサービスが少ない場合がある

上記と類似した点ですが、社内システムやご自身の環境との連携を考えた開発を行う際にツールが対応していないケースが考えられます。

ノーコードツール利用の際には、製品・サービスサイトをよく調べて頂く必要があります。

ノーコードツールはどのような人におすすめか

前述で、ノーコードツールの特徴を述べてきました。そこで、ここでは、ノーコードツールの使用を推奨する場面を紹介します。

今回は、以下の3つの場面を紹介します。

それぞれ解説していきます。

短期間で開発したい方

製品開発やシステム構築を短期間で終わらせたい場合は、ノーコードツールのある点とある点が有利に働きます。そのため、短期間での開発には、ノーコードツールは適性があります。

アプリ・システム開発のコストや費用を減らしたい方

ノーコードツールは従来のアプリ開発と異なり、開発にかかるコストは低いため、外注だと費用が掛かりすぎて開発を躊躇っていた方、アプリ開発に取り組みたい小規模事業者や個人事業主でも積極的にアプリ開発にチャレンジできます。

システム開発のコストは大部分が人件費です。そのため、ITの知識やプログラミングを知らない誰でも簡単に開発できるため、通常のプログラミングに比べて工数が少なく、エンジニアの人件費も抑えられ、開発予算が少なく済みます。

業務の効率化を目指したい方

ノーコードツールは各業務や製品サービスの動作に合わせて社内システムを開発したり、業務の自動化ツールを作成することも可能です。

ノーコードツールでは、各種連携サービスが展開されており業務内容の自動化を助けるものが多くあります。

これにより、ノーコードツールで簡単なシステムを構築し、簡単な業務のリソースを他に当てることができ、全体での業務の効率化が見込めます。

ノーコードツールを選ぶ3つのポイント

ノーコードツールを選ぶに当たって、気を付けるポイントを3つお話しします。

それぞれ解説していきます。

利用目的にツールがあっているか

ノーコードツールは大抵”アプリ開発”、“Web開発”、“EC制作”、“業務効率化” のどれかに特化していることが多く、利用目的に沿ったツールを選ぶ必要があります。

社内で利用しているシステム・ツールに対応しているか

社内やご自身の環境にノーコードツールで開発したシステムを導入した後、利用目的によっては、ノーコードツールと外部システムとの連携を考える場合もあります。

しかし、製品やサービスによってはノーコードツールがそれらシステム・ツールに対応していないケースもあるので、導入前に注意しましょう。

導入後のサポートが充実しているか

使用したノーコードツールによって、導入後のサービスが充実している場合があります。

例えば、「ノーコードツールの使い方の学習サポート」、「セキュリティの高いデータベースも提供」、「チャットによるオンラインサポート」などです。開発に初めて取り組む方はこちらも検討してみるといいでしょう。

サービスの比較表

ノーコードツール製品の中で、私が選んだオススメの製品・サービスについて紹介します。

では、各利用目的に沿って紹介していきます。

種類 製品名 無料利用
Webサイト開発ノーコードツール Webflow
STUDIO
Wix ADI
 ECサイト開発ノーコードツール  Shopify
BASE
アプリ開発 ノーコードツール  Bubble
Adalo
Glide
   

業務の効率化ノーコードツール

Airtable
Zapier
Notion
Octoparse
SmartDB ×
ASTERIA Warp ×
Platio ×

Webサイト開発ノーコードツールおすすめ3選

まず、Webサイト開発に向いているノーコードツールを3つご紹介します。

製品名 特徴
Webflow
  • 多機能かつ高機能なWebサイトを作成できる
  • コードのエクスポート機能が便利
  • HTML/CSS・英語ができないと厳しい
STUDIO
  • デザイン性が高い
  • 日本語で簡単に学べる
  • 高度な機能は期待できない
Wix ADI
  • 自動でWebサイトを作成可能
  • ノーコードでの中で最もハイクオリティ

1.Webflow – Web制作に特化

出典:https://webflow.com/

Webflowは、ハイクオリティなWebサイトを作成することができるノーコードツールです。

Webflow Designerを使用することで、視覚的なWebの動作設定が可能となり、同時にWebのユーザーの操作対象外である「バックエンド」の詳細な設定やユーザー情報やIPアドレスから検索履歴、購入履歴といったWeb状のあらゆるデータを管理する「データベース」の構築ができるようになります。

また、コードをエクスポートすることもできるため、大枠をWebflowで作成した後、詳細な設定を HTML、CSS、および JavaScript といった言語でコードを書けば、プロのWebサイトと遜色ないものを作れます。

【料金】

プラン Starter Basic CMS Business Enterprise
月額(年契約) 無料 $14 $23 $39 要問い合わせ
月額(月契約) 無料 $18 $29 $49 要問い合わせ

2.STUDIO – ホームページを作成したい方向け

出典:https://studio.design/ja

【料金】

プラン Free Starter CMS Business
月額(年契約) 無料 980円 1980円 4980円
月額(月契約) 無料 1280円 2480円 5680円

3.Wix ADI|AIがアイデアを提案

出典:https://ja.wix.com/

Wix ADIは、プロフェッショナルなビジネスサイトからポートフォリオ、ネットショップ、ブログなどWeb開発であれば何でもできるノーコードツールです。

開始当初は、いくつかの簡単な質問に答えるだけでした。しかし、現在は、独自に開発されたAI がユーザーの望んだコンテンツを自動で生成し、最適な画像とテキストを備えたウェブサイトを無料で作成することができます。

また、Webサイトの構成やデザインを後にユーザーが編集することも可能なため、幅広いデザインに対応することを実現します。

【料金】

プラン 無料プラン ドメイン接続 ベーシック アドバンス VIP
月額費用 無料 500円 900円 1500円 2700円

ECサイト開発ノーコードツール オススメ2選

次に、ECサイト開発に向いているノーコードツールについて2つご紹介します。

製品名 特徴
Shopify
  • EC制作に必要なものが全て揃っている
  • 手数料も安い
  • 初期費用がかかる
BASE
  • 初期費用なしで制作できる
  • サポートが充実している
  • 独自の料金設定により、安上がりになる場合がある

1.Shopify – 実績あり!世界中で使われているツール

出典:https://www.shopify.com/jp

Shopifyは、ECサイト開発において、ハイクオリティなノーコードツールです。

ECサイトにおいてShopifyのシェアは世界No.1であり、その実績からあらゆる戦略でのブランディング、マーケティングにおいてビジネスの手助けをしてもらえます。

また、オプションとしてビジネスの成長に伴い、Shop Payなどの決済オプションや楽天販売チャネルの提供といった機能やサービスを受けることができます。さらに、24時間体制でサポートデスクが対応していることも魅力です。

【料金】

プラン ベーシック スタンダード プレミアム
月額費用 $25 $69 $299
対象 個人事業者 中規模事業者 大規模事業者

2.BASE – 初期費用なしで制作可能

出典:https://thebase.in/

BASEは、無料で簡単に構築可能なECサイト開発が売りの国産のノーコードツールです。国産のため、日本語に対応しており初心者の方にオススメです。

費用は、売れたときの手数料のみです。BASEは、導入に躊躇うことなく気軽にできる点が魅力です。

また、広告機能としては破格の” Instagram広告”、“Google商品連携・広告”、“TikTok商品連携・広告”といった有名なSNSでの商品紹介が可能となっています。

パソコンの操作が苦手な方でもECサイトを運営している実績を持つなど利用層の厚さも伺えます。

【料金】

プラン スタンダード グロース
月額費用 0円 5980円
サービス利用料 3%
決済手数料 3.6%+40円 2.9%

アプリ開発 ノーコードツール オススメ3選

次に、アプリ開発に向いているノーコードツールについて3つご紹介します。

製品名 特徴
Bubble
  • 開発できる幅が広い
  • ノーコードとローコードのハイブリッドも可能
  • 難易度は高い
Adalo
  • ネイティブアプリも作成できる
  • 難易度は低い
  • 英語が苦手な人には扱いづらい
Glide
  • 初心者でも扱いやすい
  • Googleスプレッドシート,Exel等でデータベース管理が可能
  • 無料で開発が可能

1.Bubble – 工夫次第で高度なアプリ開発も可能

出典:https://bubble.io/home/apps

Bubbleは、簡単な操作と手の加えられるワークフローにより柔軟なシステムの構築を可能としたアプリ開発が売りのノーコードツールです。

アプリ開発用のツールの中でも汎用性が高く、“フロントエンド”、“バックエンド”、“データベース”の全ての開発ができます。

また、Javascriptをベースとしたコードの追加を可能としたプラグインや、ノーコードで外部システムと連携を図る API コネクタといった様々なBubble 独自のプラグインを使用することでハイクオリティなアプリ開発を実現します。

【料金】

プラン Free Personal Professional Production
月額(年契約) 無料 $25 $115 $475
月額(月契約) 無料 $29 $129 $529

2.Adalo – モバイルアプリ開発に特化

出典:https://ja.adalo.com/

Adaloは、モバイル用のWeb・ネイティブアプリ開発に特化したノーコードツールです。

提供されているテンプレートをベースにドラッグ&ドロップのみで開発が行えるため、初心者の方でも大変扱いやすいツールとなっています。

ただし、今回紹介しているノーコードツールの中で唯一、モバイル用のアプリしか作れないという縛りがあります。そのため、パソコンで使うようなアプリの開発はできません。

【料金】

プラン Free Starter Professional Team Business
月額(年契約) 無料 $36 $52 $160 $200
月額(月契約) 無料 $45 $65 $200 $250

3.Glide – アプリ開発初心者におすすめ

出典:https://www.glideapps.com/

Glideは、データベース管理が容易で、直感的に操作が可能なノーコードツールです。Adaloと同様に、提供されているテンプレートが豊富なため、ある程度の調整が可能となっております。

データベースに関しては、新たに環境を用意する必要はなくGoogleスプレッドシート、 Excelといった表計算ソフトを利用することで簡単に作成できます。

また、簡易的なフローも搭載されているためバックエンドの構築も可能です。

【料金】

プラン Free Starter Pro Business Enterprise
月額(月契約) 無料 $25 $99 $249 $799

業務の効率化ノーコードツール オススメ7選

最後に、業務効率化に向いているノーコードツールについて7つご紹介します。

製品名 特徴
Airtable
  • 利便性が高く、管理に特化したデータベース
  • デザイン性も非常に高い
Zapier
  • 業務を自動化することができる
  • 連携できるツールが多い
  • 英語が出来ない人向け
Notion
  • 用途の幅が広い
  • 日本語にも対応
  • 覚える操作が多い
Octoparse
  • Webスクレイピングが可能
  • 日本語にも対応
  • テンプレートの利用が可能
SmartDB
  • 高度な業務プロセスに対応したワークフローとWebデータベース機能
  • 複数にわたる業務テンプレート
ASTERIA Warp
  • 感覚的に操作・作成ができる
  • データベース連携が可能
Platio
  • 初期費用0円で導入可能
  • 業務用モバイルアプリを作成できる

1.Airtable|クラウドに対応!データベースツール

出典:https://www.airtable.com/

Airtableは、組織内での情報を一元管理するのに向いたクラウド型のノーコードデータベースツールです。

こちらでは、「Outlook」,「Googleドライブ」,「box」,「Github」,「salesforce」などのアプリ・ツールとの連携が可能です。従来は、手間のかかったデータの型の指定やViewの切り替え、リレーションが組めるといった魅力があります。

表計算ツールを使ったことがある人であれば、操作方法がかなり似ているため直感的に使用することができると思います。

【料金】

プラン Free Plus Pro Enterprise
月額(年契約) 無料 $10 $20 要お問い合わせ
月額(月契約) 無料 $12 $24 要お問い合わせ

2.Zapier|サービス連携による作業の自動化

出典:https://zapier.com/

Zapierは、特定業務・作業においてタスクの自動化を図れるノーコードツールです。

このツールは「Googleドライブ」、「Slack」、「Twitter」をはじめとした5000個以上のアプリケーションと連携が可能です。

さらに、既存のシステムと複数のサービスを連携させてタスクを自動化させることが可能です。また、徹底したデータ管理・アクセス管理が売りでセキュリティに関してはトップレベルです。

【料金】

プラン Free Starter Professional Team Company
月額(年契約) 無料 $19.99 $49 $399 $799
月額(月契約) 無料 $29.99 $73.50 $598.50 $1198.50

3.Notion|全ての情報を一括管理

出典:https://www.notion.so/ja-jp

Notionは、メモやドキュメント管理を筆頭に、タスク管理、データベースなど全ての「仕事」に関係するタスクをまとめて機能するようにカスタマイズが可能な「All-in-one workspace」を実現したノーコードツールです。

テンプレートをベースにドラッグ&ドロップするだけで、「ダッシュボード」、「Webサイト」、「ドキュメント」、「システム」などを作成することが可能です。

【料金】

プラン フリー プラス ビジネス エンタープライズ
月額(年契約) 無料 $8/ユーザー/月 $15/ユーザー/月 要問い合わせ
月額(月契約) 無料 $10 $18 要問い合わせ

※上記の表はTeam Planをまとめたものです。Personal Planは上記の半額になります。
※ワークスペースごとに料金、契約期間が設定されます。
※各ワークスペースのユーザが重複していた場合でも、それぞれのワークスペースのメンバー数としてカウントされ、利用料が発生します。

4.Octoparse|データ収集の自動化

出典:https://www.octoparse.jp/

Octoparseは、Webスクレイピングを行いデータ収集を自動化できるノーコードツールです。Webサイトの情報をクリックするだけで、データを抽出できます。

複雑なサイトにも対応しており、ページ数、スクロール、ログイン、ドロップダウン、AJAXなどの情報抽出も可能です。

また、収集したデータをCSV、Excelなどの形式で出力可能で、APIに接続、データベースにも保存できます。

Octoparseは、自身が提供するクラウドサービス上でデータを自動収集することで抽出速度が6〜20倍速くなります。

本サービスには、スケジュール設定機能が搭載されており、指定したスケジュールに沿ってスクレイピングを自動化できます。

【料金】

プラン フリー スタンダード プロフェッショナル エンタープライズ
月額(年契約) 無料 $75 $209 要問い合わせ
月額(月契約) 無料 $89 $249 要問い合わせ

5.SmartDB|複雑な業務に対応!セキュリティに評判のあるデータベース

出典:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/features/

SmartDBは、各部門の複雑な業務に対応し、それぞれを連携可能なプラットフォームとして展開できるノーコードツールです。

豊富なテンプレートがいくつも用意されており、利用者の希望に柔軟に対応します。

また、全社横断の業務をデジタル化させることが可能であり、部門個別で作成した業務アプリ同士を連動させることもできるようになっています。

外部システムとの連携は勿論のこと、サポートも充実しており、導入前のご検討時から導入後の活用促進時まで、各フェーズに合わせたコンテンツやサポートが提供されています。

【料金】

※要問合せ

6.ASTERIA Warp|ファイルやRDBを簡単に連携

出典:https://www.asteria.com/jp/warp/

ASTERIA Warpは、国内シェア率48%、導入実績9800社以上、対応データソース100種類以上に対応した業務効率を促進するノーコードツールです。

「ファイル収集」、「加工処理」、「レポート作成処理」、「受発注処理」、「情報伝達」、「組織変更に伴う変更処理」、「調査レポート送信業務」を主に自動化することができます。

また、豊富なクラウドサービスやデータベースなどとの連携を簡単に操作でき、独自のアダプターにより機能を拡張することで利用者の要望に広く答えます。

【料金】

プラン Core Core+ Standard Enterprise
月額費用 30,000円~ 60,000円~ 要問合せ 要問合せ

7.Platio|初期費用0円で導入!業務用モバイルアプリを作成

出典:https://plat.io/ja/

Platioは、初期費用0円で導入可能な業務アプリ開発に特化したノーコードツールです。

このツールはアプリ審査不要なためスピーディに現場導入できることが売りです。

「日次報告」や「点検報告」、「状況報告」など日々の数値集計管理や報告といった手間のかかるタスクをアプリ化することで、現場におけるデジタル化とプロセス改善を実現します。

Platioの導入は、業務効率の向上が見込めます。また、サーバーやアプリ登録にかかる費用は不要なため、月低コストで運用開始できます。

【料金】

プラン Standard Premium Enterprise
月額費用 20,000円 90,000円 200,000円

ノーコードツールの導入事例

次に、ノーコードツールを導入した事例を紹介します。

それぞれ解説します。

業務プロセスの完全デジタル化

大和ハウス工業株式会社は、ノーコードツールを導入し18,000名の人事関連業務を3ヵ月でデジタル化に成功しました。

複雑な申請業務をデジタル化により、承認までの時間が大幅に短縮したほか、自律的な業務・効率化に取り組む組織に改善されました。

参考:https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/case/daiwahouse/da211216/

アプリ開発によるサービス提供

株式会社カーチは、SmartDishという「アプリで事前予約をしランチ時間に待ち時間をなくすモバイルオーダーアプリ」をノーコードツールでのアプリ開発によりサービス展開に成功しました。

このアプリケーションは、「2ヶ月」という従来では考えられない速度で開発からリリースに至りました。

現在では、更にサービスを向上させるべくflutter開発に移行しています。ノーコードツールをプロトタイプ開発に利用した非常に良い事例と言えるでしょう。

参考:https://www.smartdish.jp/

業務の効率化

株式会社アドウェイズは、ノーコードツールの導入により、インターネット広告事業の広告配信データを自動で集約・整形・配信するプラットフォームの形成をしました。

業務の内、インターネット広告事業で扱う約50種類の広告媒体から広告配信データを自動で集約・整形・配信するシステムの構築を目指した「広告配信データ集約プロジェクト」を発足。

当システムにおいて、kintoneやAmazon S3との連携をノーコード開発で内製化しました。

参考:https://www.asteria.com/jp/warp/case/w_adways/

ノーコードの学習方法

最後に、ノーコードツールを効果的に扱うための学習方法を紹介します。

それぞれ解説します。

動画サイトや開発ブログなどを参考にする

ノーコードツールにはチュートリアルが備わっているものもありますが、日本語に対応していない場合の方が多く、オススメできません。

ほとんどの場合は、GoogleやYouTubeなどで「〇〇 使い方」と検索し、動画や開発ブログを調べる方法がオススメです。先人達から「ツールの使い方」や「過去にしてしまったミス」と「その場合における対処法」などが学べます。

ツール内のテンプレートを活用する

ノーコードツールにはテンプレートが用意されているものが多いです。

テンプレートを活用することで後はドラッグ&ドロップのみで簡単に作成することができるため、初心者の方にはオススメのやり方です。

0から自分で作成するのではなくテンプレートを参考にして学習できるだけでなくツールによっては作成例の内部構造をみることができる場合もあり、テンプレートに流用することも可能です。

Udemy等の学習サイトや本から学ぶ

Udemyを筆頭とした学習サイトは、3つの中で一番、手堅い手法です。学習サイトは、分からないことをすぐ聞けるほか環境の不備もないため、スムーズに学習を進めることができます。

また、学習本にフリーで使用のできる独自のテンプレートが備わっている場合もありますのでそちらもチェックしてみて下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はDXの促進のために、簡単に扱える”ノーコードツール”の紹介を致しました。

ノーコードツールといっても、それぞれ仕様や製品の連携機能によって向き不向きがあることが伺えました。

上記で紹介した事例以外にも多くの事例が製品のサイトの方にも掲載されておりますので、そちらを参照しご自身または、企業様にあったものをお選び下さい。

今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。

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