AGIとは、artificial general intelligence(汎用型人工知能)のこと。
現在認知されている人工知能は、何か一つの分野において特化して作られ、その分野において専門的な能力を発揮する特化型人工知能である。その一方でAGIは全脳アーキテクチャとも呼ばれ、特定の作業やタスクに限定せず、より人間の能力に近い知能を持つ人工知能のこと。このAGIはまだ実用段階に達しておらず、実用にはかなりの時間を要すると言われている。その例としては停止性問題やシンボルグラウディング問題などが挙げられる。IoTが普及してきた現在の社会にとって、汎用型人工知能の期待度はかなり高まっている。