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日本テレビ放送網株式会社とNTTレゾナント株式会社、株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズの3社は、日本テレビ系列水曜ドラマ「家売るオンナの逆襲」(主演:北川 景子 )と連動した、AI会話サービス「AI 家売るオンナ」を本日より提供開始すると発表しました。
2016年夏に連続ドラマとして、2017年5月にはスペシャルドラマで放送された「家売るオンナ」の続編で、北川景子演じる天才的不動産屋・三軒家万智が、顧客の問題を解決しながら、華麗に家を売りまくる痛快ストーリーが見どころ。2019年1月9日水曜夜10時スタート。
「AI家売るオンナ」とは
「AI家売るオンナ」は、「家売るオンナの逆襲」のLINE公式アカウントと友だちになることで利用可能。
ドラマの放送に併せて今回提供開始する「AI家売るオンナ」では、三軒家万智(北川景子)をはじめとした4人の登場人物がAIキャラクターとなり、LINEアカウント上で複数のキャラクターと会話を楽しむことができます。
これまでユーザーとAIキャラクターの1対1での対話が主流だったAI会話サービスを、NTTレゾナントの技術「gooのAI」を活用しさらに進化させることで、よりユーザーがドラマの世界に入り込めるようになりました。テレビドラマと連動した複数人のAIキャラクターと会話できるチャットサービスは、放送業界初の試みです。
特徴
(1)最大4人のキャラクターが文脈を理解して応答する
「AI家売るオンナ」は、NTTレゾナントの「gooのAI」技術を用いて、ドラマ各回の内容などをディープラーニングで学習することで、最大4人のAIキャラクターがユーザーの投稿に対して雑談やドラマの設定に沿った返答をします。
さらに、各AIキャラクターは1つの投稿に個々で応答するのではなく、キャラクターごとに直前の会話の文脈をふまえて返答するため、ユーザーは複数人のAIキャラクターとの自然な会話を楽しむことができます。
(2)AIとの親密度で会話の内容が変化する
「AI家売るオンナ」は、ユーザーとAIキャラクターの親密度によって会話の内容が変わります。親密度は、会話の多少や継続性の有無のほか、AIキャラクターの名前を呼びかけて会話することで変化し、親密度が高くなればAIキャラクターとの会話が盛り上がりやすくなります。
さいごに
LINE上で話し相手になってくれるAIは他にもたくさんあります。日本テレビドラマ「過保護のカホコ」の高畑充希さんが演じる主人公のカホコと会話ができる「AIカホコ」も話題になりました。(2017年9月30日に終了)
他のLINE上の会話AIはぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
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