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ソフトウェア開発などを手掛けるテックファームホールディングス株式会社が、AI・データサイエンスのスタートアップ企業である株式会社ギャラクシーズの発行済み株式の34%を取得し、グループ会社化ししたと発表しました。グループ各社が保有するさまざまなデータを解析し、サービス設計力や高い技術力と組み合わせることによって、AIを活用した新たなソリューション開発に取り組んでいくとしています。
株式会社ギャラクシーズは立教大学の教授である内山 泰伸氏が設立した企業。内山氏は理学部の教授を務め、2020年4月に設立される日本初のAIに特化した大学院「人工知能科学研究科」の立ち上げを牽引してきた人物です。
画像認識技術を活用して工場での異常・故障検知を行う「スマートファクトリー」、小売店向けに需要予測や嗜好推測を行い店舗分析や在庫最適化をサポートする「スマートリテール」など、社会課題解決のために人工知能・データサイエンス技術の研究開発および産業への応用を行っている企業です。
テックファームHDは1998年にインターネット関連のソフトウェア開発及びコンサルティングを主たる事業としてスタートしたテックファーム株式会社から、2015年に持ち株会社へ移行。NTTドコモ「iモード」のシステム開発をはじめとして、モバイルの発展と共に事業を拡大し、業界を問わず蓄積してきたソフトウェア開発の経験・ノウハウを自社のソリューションとして昇華させることによって、ソフトウェア開発と自社ソリューションを併せ持つ特徴的なビジネスモデルを確立している企業です。
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