株式会社サイバーエージェントは、同社のAI事業本部において事前に広告配信効果を予測する「効果予測AI」を開発したと発表しました。AIを活用した革新的な制作プロセスで広告クリエイティブを制作し、広告効果がでた時のみクリエイティブ制作費を成功報酬とする「極予測AI(キワミヨソクエーアイ)」として提供開始します。
近年、デジタル広告において活用が進む運用型広告では、広告効果を維持するために短期間で多種多様かつ大量な広告クリエイティブの制作と、迅速なクリエイティブ運用が必要とされています。さらに、既存の広告クリエイティブよりも広告効果の向上が期待できる「勝てる広告クリエイティブ」を高確率で作り出すことがますます期待されている中、効果を維持・向上するために必要なクリエイティブのアイディアは属人的な能力に依存し、大量のアイディアを継続的に生み出し続けることは限界があります。
| これまでの広告の効果予測:一般的に効果予測AIは大量に制作された新規クリエイティブ同士で広告効果の予測値を競い、高スコアのバナーが企業に納品。 |
| 極予測AI:現在配信中で最も効果が出ている既存クリエイティブに対し、新クリエイティブの効果予測値を競わせ、AIによる効果予測値が既存1位よりも上回った新クリエイティブのみを広告主に納品。静止画・動画の両形式に対応。 |
サイバーエージェントによると、先行テストでは、「配信中で広告効果1位の既存クリエイティブ」に対する広告効果の勝率比較において、「通常の制作プロセス」と「極予測AIによる制作プロセス」を比較した際、「極予測AI」が「通常プロセス」の2.6倍という結果が出たといいます。
「極予測AI」にて制作した広告クリエイティブは、広告効果が確認できた場合にのみクリエイティブ制作の報酬が発生する成功報酬型で提供されます。
なお、「極予測AI」の事前予測ロジックは、広告配信やクリエイティブ制作における技術課題の解決に取り組む同社のAI研究開発組織「AI Lab」と共に研究開発されており、今後、学術研究会の場において研究論文の発表が予定されています。
「人間とAIが共存する社会をつくる」をビジョンに掲げ、AI分野で幅広く活動。書籍『生成AI導入の教科書』『AIエージェントの教科書』『40代・50代でもよくわかる 宇宙一やさしいAIの教科書』の刊行や、1500本以上のAI関連記事の執筆を通じて、AIの可能性と実践的活用法を発信し続けてきた。年間登壇は300回以上。
一般社団法人AICX協会を設立し、代表理事として、国内最大級のAIエージェントカンファレンス「AI Agent Day」の主催や、国内初のAIエージェント実装人材資格制度(AIエージェント・ストラテジスト/アーキテクト)の創設を牽引。一般社団法人生成AI活用普及協会常任協議員を務めるほか、経済産業省「AX時代のスキルに関するワーキンググループ」委員として国のAI政策にも参画。シンシアリー株式会社の取締役CCOとしてAI企業の経営にも関わる。日本HP、Lightblue、NTTデータグループ、THAなど複数社のアドバイザーも務める。
NewsPicksプロピッカー、Udemyベストセラー講師、クラウドワークス アンバサダーとして情報発信・人材育成にも注力。千葉県船橋市生成AIアドバイザーとして行政のDX推進にも携わる。
AI領域以外では、2022年にCinematoricoを創業しCOOに就任。PR・映像制作・フリーカメラマン・日本大学文理学部次世代社会研究センタープロボノなど、多彩な経験を基盤に活動を展開している。
















