
AIエージェントの相談先は、完成したサービスを月額で提供する会社と、自社の要件に合わせて開発する会社に大きく分かれます。
この違いを知らないまま問い合わせると、予算に合わない提案しか出てこないまま検討が止まります。タイプを見極めてから相談すれば、初回の打ち合わせで費用感と進め方まで詰められます。
本記事では、AIエージェント会社の4タイプとおすすめ16社、フェーズ別の費用相場を中心に解説します。
読み終える頃には、自社の要件に合うタイプを1つに絞り、稟議に載せる概算費用と相見積もりの条件を自分で用意できる状態になります。
目次
- AIエージェント会社は4タイプに分かれる
- AIエージェント会社おすすめ16社の比較一覧表
- 【プラットフォーム型】AIエージェント会社おすすめ4社
- 【受託開発型】AIエージェント会社おすすめ4社
- 【コンサル伴走型】AIエージェント会社おすすめ4社
- 【大手SIer型】AIエージェント会社おすすめ4社
- AIエージェント会社の選び方は5つの比較軸で決まる
- AIエージェント会社に依頼する費用相場はフェーズで変わる
- AIエージェント会社へ依頼する5ステップ
- AIエージェント会社へ問い合わせる前に決める4項目
- AIエージェントを内製するか会社に外注するかの判断基準
- AIエージェント会社に関するよくある質問
- 自社に合うAIエージェント会社はタイプと支援範囲で見極める
- 出典・参考リンク
AIエージェント会社は4タイプに分かれる
AIエージェントを扱う会社は、提供形態によって4タイプに分かれます。
- プラットフォーム型
- 受託開発型
- コンサル伴走型
- 大手SIer型
どのタイプに相談するかで、初期費用の桁も検討に必要な期間も変わります。
【プラットフォーム型】自社サービスを月額で提供する
プラットフォーム型は、完成済みのAIエージェント基盤をSaaSとして月額で提供する会社です。
自社でシステムを作らずに済むため、契約から数週間で使い始められます。エージェントの追加や業務手順の学習も、画面上の設定だけで完結する製品が主流です。
たとえばJAPAN AI AGENTは、約100種の標準エージェントとノーコードのビルダーを備え、営業やバックオフィスの定型業務をそのまま任せられます。
出典:JAPAN AI AGENT(JAPAN AI株式会社)
検証を急ぎたい場合や、まず1部門で効果を確かめたい場合は、このタイプから当たると社内報告までの時間を短縮できます。
【受託開発型】要件に合わせて個別に構築する
受託開発型は、自社の業務フローとデータに合わせてAIエージェントを個別に構築する会社です。
既製品では対応できない基幹システム連携や、社内文書を使ったRAG(検索拡張生成)の設計まで踏み込めます。要件定義から運用チューニングまでを一社で任せられる点が強みです。
株式会社WEELは、ヒアリングと要件定義、PoCまたは本開発、運用とチューニングという3段階で支援し、基本的なAIエージェントは200万円からと料金を公開しています。
出典:WEELのAIエージェント開発(株式会社WEEL)
独自の業務に合わせ込みたい企業は、このタイプを軸に相見積もりを取ると要件の抜けに早く気づけます。
【コンサル伴走型】業務設計から定着まで支援する
コンサル伴走型は、業務プロセスの見直しと人材育成を含めてAI活用を進める会社です。
AIエージェントを入れても成果が出ない原因は、ツールではなく業務の切り分けと運用体制にあります。そこで戦略立案から社内定着までを一体で設計します。
株式会社ギブリーは、生成AIの活用を戦略立案・人材と組織開発・業務変革・基盤構築の4観点で統合する「AIイネーブルメント」を掲げ、1,000社以上を支援しています。
出典:AI Solution(株式会社ギブリー)
社内にAI推進の経験者がいない企業は、このタイプを選ぶと初年度から運用が回る体制まで持ち込めます。
【大手SIer型】基幹システムと連携して大規模構築する
大手SIer型は、既存の基幹システムやデータ基盤とつなぎ、全社規模でAIエージェントを展開する会社です。
権限管理や監査ログ、可用性といった非機能要件に強く、金融や製造の全社導入で選ばれます。ただし要件定義に時間がかかり、投資規模も大きくなります。
NTTデータは、エージェント型AIの開発基盤「LITRON Builder」を2026年4月から提供し、実行基盤「LITRON CORE」と組み合わせて企業のガバナンスルールに合わせた構成を実現しています。
出典:企業が自ら業務特化型AIを開発可能にする基盤の提供を開始(NTTデータ)
複数部門をまたぐ構想がある企業は、このタイプを最終候補に残すと後戻りのない基盤を選べます。
AIエージェント会社おすすめ16社の比較一覧表
本記事で紹介する16社を、タイプ別に一覧化しました。
料金を公開しているのは受託開発型の一部と月額課金の製品に限られ、多くは個別見積もりです。まず提供形態を見て、自社の要件に合う3社程度に絞ってから問い合わせると比較の手間を抑えられます。
| 会社名 | タイプ | 主なサービス・支援内容 | 料金の公開状況 |
|---|---|---|---|
| JAPAN AI | プラットフォーム型 | JAPAN AI AGENT。約100種の標準エージェントとノーコード構築 | 初期費用+月額(従量課金) |
| エクサウィザーズ | プラットフォーム型 | エクサベース AI。国内サーバー処理とエージェント機能 | 要問い合わせ |
| PKSHA Technology | プラットフォーム型 | PKSHA AIヘルプデスク。Teams上のマルチエージェント | 要問い合わせ |
| クウゼン | プラットフォーム型 | クウゼン。ノーコードのAIエージェントとシナリオ設計 | 月額固定型・成果報酬型 |
| WEEL | 受託開発型 | 要件定義から運用チューニングまでの個別開発 | 200万円〜(公開) |
| Laboro.AI | 受託開発型 | カスタムAI開発とソリューションデザイン | 要問い合わせ |
| ELYZA | 受託開発型 | 日本語LLMの研究開発とAIシステム実装の伴走 | 要問い合わせ |
| AVILEN | 受託開発型 | 帳票処理・コールセンター・採用のAIエージェント | 要問い合わせ |
| ヘッドウォータース | コンサル伴走型 | Microsoft Foundryを軸としたエージェント基盤構築 | 要問い合わせ |
| ブレインパッド | コンサル伴走型 | BrainPad AAAによる開発提供と活用コンサルティング | 要問い合わせ |
| ギブリー | コンサル伴走型 | 戦略・人材・業務・基盤を統合するAIイネーブルメント | 要問い合わせ |
| Algomatic | コンサル伴走型 | 業務変革支援とAI駆動開発による大規模システム開発 | 要問い合わせ |
| NTTデータ | 大手SIer型 | LITRON BuilderとLITRON CORE | 要問い合わせ |
| 伊藤忠テクノソリューションズ | 大手SIer型 | AIエージェント構築支援サービス | 要問い合わせ |
| 富士通 | 大手SIer型 | Fujitsu Kozuchi AI Agent | 要問い合わせ |
| 日本IBM | 大手SIer型 | watsonx Orchestrate | 月間・年間プラン(無料評価版あり) |
※料金は各社が公開する情報をもとに記載しています。税区分は各社の記載に準じます。
【プラットフォーム型】AIエージェント会社おすすめ4社
すぐに使い始めたい企業向けに、完成済みのAIエージェント基盤を提供する4社を紹介します。
- JAPAN AI
- エクサウィザーズ
- PKSHA Technology
- クウゼン
いずれも開発工数をかけずに社内展開できる点が共通しており、違いはセキュリティ要件と得意な業務領域に出ます。
JAPAN AI
JAPAN AI株式会社は、法人向けAIエージェント「JAPAN AI AGENT」を提供しています。
ノーコードのビルダーで自社専用のエージェントを作れるうえ、営業・マーケティング・バックオフィス・カスタマーサポート・開発の各領域に対応する約100種の標準エージェントを最初から使えます。業務手順を覚えさせるSkills機能と、利用履歴から精度を上げるMemory機能も備えています。
セキュリティ面ではISMS認証とプライバシーマークを取得し、入力データをLLMの学習に使わない方針を明示しています。外部ツール連携は30以上に対応します。
出典:JAPAN AI AGENT(JAPAN AI株式会社)
料金は初期費用と月額に加えて利用状況に応じた従量課金です。情シスの開発工数を確保できない企業でも、部門単位で試して成果を測れます。
エクサウィザーズ
株式会社エクサウィザーズは、法人向け生成AIプラットフォーム「エクサベース AI」を提供しています。
複雑な操作や繰り返し作業を自動化するエージェント機能を備え、GPTやGemini、Claudeなど複数のモデルを横断して使えます。導入企業は1,700社、利用者は15万人に達しています。
出典:エクサベース AI(株式会社エクサウィザーズ)
データ処理を国内サーバーに限定し、ISO27001・ISO27017・ISO27701の3認証を取得しています。IPアドレス制限と利用ログ管理も標準で用意されています。
情報管理の基準が厳しい業種では、社内のセキュリティ審査に必要な資料を揃えやすく、稟議の停滞を避けられます。
PKSHA Technology
株式会社PKSHA Technologyは、社内問い合わせ対応に特化した「PKSHA AIヘルプデスク」を提供しています。
Microsoft Teams上で従業員が自然な言葉で質問すると、FAQエージェントが自動回答し、答えられない質問はSharePoint Onlineの社内文書を参照するドキュメントエージェントがRAGで回答します。解決しない場合のみ有人対応へ引き継ぐ3段構えです。
出典:PKSHA AIヘルプデスク(株式会社PKSHA Technology)
2025年8月には、受付AIエージェントが質問内容を判断して専門エージェントへ振り分けるマルチエージェント機能を追加しました。
出典:複数のAIエージェントが連携するマルチエージェントをリリース(PKSHA Technology)
総務や情シスに問い合わせが集中している企業は、担当部署を迷う従業員のストレスごと減らせます。
クウゼン
株式会社クウゼンは、ノーコードで会話型AIを構築できるSaaS「クウゼン」を提供しています。
AIチャットやAIシナリオ、AIターゲティングを組み合わせ、顧客との接点を自動化できます。人材紹介・不動産・EC・教育・小売など業界別のソリューションが用意されている点も特徴です。
導入は700社以上に広がり、月次継続利用率は99%と公表されています(2026年3月末時点)。
出典:クウゼン(株式会社クウゼン)
料金は月額固定型と成果報酬型の2パターンから選べます。社内業務よりも顧客対応やマーケティングから着手したい企業に向いています。
【受託開発型】AIエージェント会社おすすめ4社
既製品では届かない業務に合わせ込みたい企業向けに、個別開発を担う4社を紹介します。
- WEEL
- Laboro.AI
- ELYZA
- AVILEN
同じ受託開発でも、得意な起点が業務改善か研究開発かで分かれるため、自社の課題がどちらに近いかで候補を絞れます。
WEEL
株式会社WEELは、現場で使えるAIエージェントの開発を上流工程から支援する会社です。
料金体系を公開しており、問い合わせ自動対応などの基本的なAIエージェントは200万円から、記事作成システムや営業メール対応などの業務特化型は400万〜800万円、複数エージェントが連携する自律型は500万〜1,000万円以上が目安です。
自社の開発実績として、コンテンツ制作1件あたりの作業時間を5〜6時間から2〜3時間へ、コストを約15,000円から約5,000円へ削減した例を公開しています。
出典:WEELのAIエージェント開発(株式会社WEEL)
金額と削減効果が事前にわかるため、稟議に載せる概算を組み立てやすい会社です。
Laboro.AI
株式会社Laboro.AIは、機械学習技術を用いたカスタムAI開発を手がける会社です。
特徴は「ソリューションデザイン」と呼ぶ独自の進め方です。ビジネスと技術の両方を理解するソリューションデザイナーが担当につき、AI活用の構想づくりからロードマップ策定、実行までを一貫して受け持ちます。
AIエージェントと生成AIの領域では、既存業務の効率化にとどまらず、新規事業やビジネスモデルの転換を狙うテーマを重点的に支援しています。
出典:AIエージェント/生成AI領域のカスタムAI開発(株式会社Laboro.AI)
要件が固まっていない段階から相談したい企業は、構想の言語化まで任せられます。
ELYZA
株式会社ELYZAは、日本語に特化した大規模言語モデルの研究開発と社会実装を進める会社です。
AIリサーチ&ソリューション事業では、GPTや独自モデルを使ったAIシステムの実装と、企業や業界に特化したモデルの研究開発に伴走します。法人向けツール「ELYZA Works」では、AIエージェントからアプリを作成する機能も提供しています。
出典:株式会社ELYZA
KDDIグループの一員として大手企業の案件を担い、東京海上日動や明治安田生命、三井住友カードなどの大手企業との取り組みを公開しています。
自社データでモデルを調整したい企業や、精度要件の厳しい業務を任せたい企業に適しています。
AVILEN
株式会社AVILENは、AIソリューションの開発から人材育成までを手がける東証上場企業です。
AIエージェントでは、紙帳票をデジタル化して基幹システムと連携する帳票処理AIエージェント「帳ラク」、コールセンターの応対とACW(通話後処理)を自動化するエージェント、スカウト送付を自動化する採用支援エージェントを用意しています。企業ごとのカスタム構築にも対応します。
出典:AVILEN AIエージェント(株式会社AVILEN)
支援実績は約1,000社に達しています(2026年2月末時点)。
出典:株式会社AVILEN コーポレートサイト
帳票処理や電話応対のように担当者の手作業が積み上がっている業務があれば、対象を絞って相談しやすい会社です。
【コンサル伴走型】AIエージェント会社おすすめ4社
業務設計と社内定着まで含めて任せたい企業向けに、伴走型の4社を紹介します。
- ヘッドウォータース
- ブレインパッド
- ギブリー
- Algomatic
各社は技術基盤・データ活用・人材育成のどこを起点に伴走するかが異なり、社内に不足している要素で選び分けられます。
ヘッドウォータース
株式会社ヘッドウォータースは、Microsoftの技術基盤を軸にAIエージェントの構築から運用までを支援する会社です。
Microsoft Foundryを用いたエージェントの品質検証と自動デプロイを担うAgentOps支援、AIが画面を見てマウスやキーボードを操作するComputer-Using Agentの開発、MCPサーバーの導入支援まで対応範囲が広いのが特徴です。
実績面ではMicrosoft AI Innovation Partner of the Year 2024を初代受賞し、Specializationとして「AI Platform on Microsoft Azure」と「Agentic DevOps with Microsoft Azure and GitHub」の2領域を取得しています。
出典:Microsoft Foundry AIエージェント開発(株式会社ヘッドウォータース)
Microsoft 365やAzureを標準環境にしている企業は、既存の権限設計をそのまま活かして展開できます。
ブレインパッド
株式会社ブレインパッドは、データ活用の知見を土台にAIエージェントの開発と活用支援を行う会社です。
2025年3月10日には、AIエージェント事業に特化した100%子会社「株式会社BrainPad AAA」を設立しました。同社はAIエージェントサービスの開発・提供と、活用に向けたコンサルティングの2つを事業としています。
出典:AIエージェント事業に特化した「株式会社BrainPad AAA」を設立(ブレインパッド)
2026年8月からは「AIエージェントによる業務フロー自律化実践講座」を提供し、業務プロセスの可視化と再設計からノーコード開発、ガバナンス設計までを扱っています。
出典:「AIエージェントによる業務フロー自律化実践講座」を2026年8月より提供開始(ブレインパッド)
「作ったが誰も使っていない」状態を避けたい企業は、業務設計から見直す前提で相談できます。
ギブリー
株式会社ギブリーは、生成AIの活用を組織づくりから支援する会社です。
同社は支援を「AIイネーブルメント」と定義し、戦略立案・人材と組織開発・業務変革・基盤構築の4観点を統合して進めます。生成AIの導入支援は1,000社以上に及びます。
出典:AI Solution(株式会社ギブリー)
研修にも力を入れており、ノーコードツールのDifyを使って受講者自身がAIエージェントを構築するオープン講座を提供しています。
出典:ノーコードで作れる「AIエージェント実践」オープン研修を開催(ギブリー)
外注に頼り切らず社内で作れる人を増やしたい企業は、開発と育成をまとめて依頼できます。
Algomatic
株式会社Algomaticは、AIを前提に業務プロセスそのものを組み替える支援を行う会社です。
コンサルタントと、AIプロダクトを自ら開発するエンジニアが同じチームに所属しており、戦略策定から設計・実装、導入後の運用改善までを外部に分業せず担います。AI駆動開発による大規模システム開発にも対応します。
コンサルティングの土台には50以上のAIネイティブ事業の検証実績があり、投資対効果の高いアプローチを選ぶ方針を掲げています。
出典:サービス(株式会社Algomatic)
業務のやり方ごと変える構想がある企業は、要件の整理と実装を同じチームに任せられます。
【大手SIer型】AIエージェント会社おすすめ4社
全社展開や基幹システム連携を見据える企業向けに、大手4社を紹介します。
- NTTデータ
- 伊藤忠テクノソリューションズ
- 富士通
- 日本IBM
4社はいずれも自社の開発基盤や製品を持つため、既存システムの構成に合わせて選ぶと連携の手戻りを防げます。
NTTデータ
株式会社NTTデータは、エージェント型AIの開発基盤と実行基盤を自社で提供しています。
2026年4月から提供する「LITRON Builder」は、自然言語によるノーコード開発からローコード、コーディングまであらゆる方法でエージェント型AIを作れる基盤です。実行基盤「LITRON CORE」と組み合わせると、企業のガバナンスルールやセキュリティ要件に合わせた構成を選べます。
出典:企業が自ら業務特化型AIを開発可能にする基盤の提供を開始(NTTデータ)
業務特化型のサービスも展開しており、食品・飲料・消費財業界向けに新商品のコンセプト案を約150秒で生成するAIエージェントを提供しています。
出典:新商品のコンセプト案を約150秒で生成するAIエージェントサービスの提供を開始(NTTデータ)
高い可用性と監査要件を求められる企業は、社会インフラの運用実績を前提に基盤を選定できます。
伊藤忠テクノソリューションズ
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、AIエージェントの設計・構築・評価を支援するサービスを提供しています。
2024年10月17日にサービスを開始し、ヘルプデスクや社内申請手続きを主な適用対象としています。AIエージェントが必要な情報収集や調査を段階的に判断して実行するため、利用者が細かく指示を出す必要がありません。
環境はOSSのLLM基盤を使い、オンプレミスとクラウドのどちらにも構築できます。導入後も適用範囲の拡大や情報源の調整に対応し、3年間で500億円のAI関連売上を目標に掲げています。
出典:AIエージェントの構築支援サービスを開始(CTC)
機密データを社外に出せない企業は、オンプレミス構成を前提に相談できます。
富士通
富士通株式会社は、AIが人と協調して業務を進める「Fujitsu Kozuchi AI Agent」を提供しています。
2024年10月23日に会議AIエージェントから提供を開始しました。会議参加者の発言から課題を抽出し、複数のAIを選定・実行して解決策を考え、適切なタイミングで参加者へ提案します。
提供は「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を通じて行われ、企業向け大規模言語モデル「Takane」など自社開発のAIを活用しています。今後は生産管理や物流、マーケティングへ適用を広げる方針です。
出典:「Fujitsu Kozuchi AI Agent」を提供開始(富士通)
会議や意思決定の質を上げたい企業は、業務そのものにAIを同席させる形から検討できます。
日本IBM
日本アイ・ビー・エム株式会社は、AIエージェントの構築と管理を担う「IBM watsonx Orchestrate」を提供しています。
同製品はエージェント型AIの拡張と管理を実現する制御プレーンとして位置づけられ、複数のエージェントを横断してオーケストレーションし、まとめて統制できます。
カスタマーサービス・営業・人事・財務・調達といった領域の事前構築済みエージェントが用意され、既に使っているエージェントやツールとも連携できるオープン設計です。料金は月間プランと年間プランがあり、無料評価版も提供されています。
出典:IBM watsonx Orchestrate(日本アイ・ビー・エム)
部門ごとに導入したエージェントが乱立している企業は、統制の仕組みから整えられます。
AIエージェント会社の選び方は5つの比較軸で決まる
候補を絞ったあとは、次の5つの軸で各社を比べます。
- 要件定義から運用改善まで支援範囲が一貫しているか
- 既存システムやSaaSと連携できるか
- 自社と近い業種・企業規模の実績があるか
- データの保管場所と学習利用の条件を満たすか
- 運用の内製化まで引き継げるか
この5軸を提案依頼書に書いておくと、各社の回答を同じ物差しで並べられます。
要件定義から運用改善まで支援範囲が一貫しているか
最初に確認すべきは、要件定義から運用改善までを1社で担えるかどうかです。
AIエージェントは作った時点が完成ではなく、精度のチューニングと業務側の運用ルール整備を続けて初めて成果が出ます。開発だけを請ける会社に頼むと、本番化した途端に改善が止まります。
株式会社WEELは、ヒアリングと要件定義、PoCまたは本開発、運用とチューニングという3段階を一気通貫で支援する体制を公開しています。どの工程までが契約範囲かを提案書の段階で確かめてください。
出典:WEELのAIエージェント開発(株式会社WEEL)
支援範囲を先に固めておけば、追加費用の交渉に時間を取られずに運用へ進めます。
既存システムやSaaSと連携できるか
2つ目の軸は、自社が使っているシステムとつなげられるかどうかです。
AIエージェントが判断だけして実行できないと、担当者の作業は残ります。基幹システムやSFA、グループウェアとAPIでつながって初めて工数が減ります。
APIを持たないレガシーシステムが残っている場合は、画面操作を代行するタイプの技術が必要です。株式会社ヘッドウォータースは、AIが画面を視認してマウスとキーボードを操作するComputer-Using Agentの開発に対応しています。
出典:Microsoft Foundry AIエージェント開発(株式会社ヘッドウォータース)
連携方式を先に確認しておけば、PoCの成功が本番の成果にそのままつながります。
自社と近い業種・企業規模の実績があるか
3つ目の軸は、自社と条件の近い企業を支援した実績です。
業種が違えば承認フローも規制も変わり、企業規模が違えば運用に割ける人数が変わります。実績が近い会社ほど、業務ヒアリングの精度が上がり要件の抜けが減ります。
実績の見方は社数だけではありません。株式会社AVILENは支援実績を約1,000社と公開していますが、自社と同じ業務での事例があるかまで踏み込んで質問すると判断材料になります。
出典:株式会社AVILEN コーポレートサイト
近い事例を確認できれば、社内説明でも「同業で動いている」という根拠を示せます。
データの保管場所と学習利用の条件を満たすか
4つ目の軸は、データの取り扱い条件が自社の基準を満たすかどうかです。
社内文書を読ませる前提のAIエージェントでは、保管先のリージョンと、入力データがモデルの学習に使われるかどうかが審査の焦点になります。ここで条件が合わないと、稟議の最終段階で差し戻されます。
エクサベース AIはデータ処理を国内サーバーに限定し、ISO27001・ISO27017・ISO27701を取得しています。JAPAN AI AGENTも入力データをLLMの学習に使わない方針を明示しています。
出典:エクサベース AI(株式会社エクサウィザーズ)/JAPAN AI AGENT(JAPAN AI株式会社)
認証と方針を先に押さえておけば、情報セキュリティ部門との調整を1回で終えられます。
運用の内製化まで引き継げるか
5つ目の軸は、運用を自社に引き継げる形で進めてくれるかどうかです。
エージェントの追加や修正を毎回外注していると、月額の保守費が積み上がります。反対に社内で触れる人がいなければ、運用代行まで引き受ける会社を選んだほうが総額は下がります。
株式会社ギブリーはノーコードツールのDifyを使い、受講者自身がAIエージェントを構築する研修を提供しています。開発と育成をセットで頼めるかを確認すると、引き継ぎの現実味がわかります。
出典:ノーコードで作れる「AIエージェント実践」オープン研修を開催(ギブリー)
引き継ぎ方針を決めておけば、2年目以降の運用費まで見込んだ投資計画を作れます。
AIエージェント会社に依頼する費用相場はフェーズで変わる
費用は「いくらか」ではなく「どのフェーズか」で決まります。
- 要件定義とPoCの費用相場
- 本番開発の費用相場
- 運用保守の月額費用相場
- タイプ別に見た初年度総額の目安
各社が公開しているレンジを整理すると、フェーズごとの予算枠が見えてきます。
| フェーズ | 費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 既存SaaSの利用 | 月額数万円〜 | 既製のAIエージェントを設定して使う |
| 要件定義・PoC | 50万〜500万円 | 単一業務での実現性と効果の検証 |
| 部門単位の本番開発 | 300万〜1,500万円 | 社内データの活用、RAG、複数システム連携 |
| 全社展開・基幹システム連携 | 1,500万〜5,000万円以上 | 複数部門横断、権限・監視・セキュリティ対応 |
| 運用保守 | 月額10万〜50万円 | 精度チューニング、監視、改善 |
※株式会社ファーストネットジャパン、koromo、株式会社フリランが公開する費用レンジをもとに作成。税区分は各社の記載に準じます。
要件定義とPoCの費用相場
単一業務で効果を確かめるPoCは、50万〜500万円が目安です。
株式会社ファーストネットジャパンはPoC・小規模検証を50万〜300万円程度と示しています。
出典:AIエージェント開発とは(株式会社ファーストネットジャパン)
koromoはスコープ別に、1業務1ユースケースなら150万〜250万円で約1〜1.5か月、複数ステップを含むと250万〜400万円で約2か月、外部連携まで入ると400万〜500万円超で約2〜3か月と整理しています。
出典:AIエージェントPoCを外注する完全ガイド(koromo)
要件定義を別見積もりにする会社もあるため、見積書の内訳で切り分けを確認してください。この段階の予算枠が決まれば、少額から社内承認を取りに行けます。
本番開発の費用相場
本番開発は、部門単位で300万〜1,500万円、全社規模で1,500万円以上が目安です。
社内データを使ったRAGや複数システム連携が入ると300万〜1,500万円程度、複数部門と基幹システムをつなぎ権限や監視まで作り込むと1,500万〜5,000万円以上に上がります。
出典:AIエージェント開発とは(株式会社ファーストネットジャパン)
個別の会社では、株式会社WEELが業務特化型を400万〜800万円、複数エージェントが連携する自律型を500万〜1,000万円以上と公開しています。
出典:WEELのAIエージェント開発(株式会社WEEL)
金額を動かす要素は業務の複雑さと連携するシステムの数です。対象業務を1つに絞れば、同じ予算でも精度に投資できます。
運用保守の月額費用相場
運用保守は月額10万〜50万円が目安です。
koromoは本番化の費用を初期300万〜1,000万円に加えて月次10万〜50万円と示しています。開発費だけで稟議を組むと、2年目に予算が足りなくなります。
出典:AIエージェントPoCを外注する完全ガイド(koromo)
ランニングコストの内訳は、処理するテキスト量に応じて課金されるLLMのAPI利用料、インフラ費用、保守と改善費の3つです。
出典:AIエージェント開発の費用相場(株式会社フリラン)
利用が増えるほどAPI利用料も増える構造のため、想定利用件数を提示して月額の上限を試算してもらってください。
タイプ別に見た初年度総額の目安
初年度の総額は、選ぶタイプによって桁が変わります。
プラットフォーム型は月額数万円から使えるため、初年度は数十万円から数百万円の規模に収まります。受託開発型はPoCと本番開発を積み上げるため、数百万円から1,500万円規模を見込む必要があります。
BtoB資料ポータルのslide libは、初年度総額の目安をプラットフォーム型で100万〜400万円、カスタム構築型で1,000万円前後と整理しています。
出典:AIエージェント開発会社14選比較(slide lib)
先にプラットフォーム型で検証し、必要な部分だけ個別開発に回す進め方なら、初年度の投資を抑えたまま成果を示せます。
AIエージェント会社へ依頼する5ステップ
依頼から運用までは、次の5ステップで進みます。
- ステップ1 対象業務の棚卸しと課題の特定
- ステップ2 複数社への相談と提案比較
- ステップ3 PoCによる効果検証
- ステップ4 本番実装とシステム連携
- ステップ5 運用開始と改善サイクルの設計
順番を飛ばすと、PoCで成功したのに本番化できない典型的な行き詰まりに入ります。
ステップ1 対象業務の棚卸しと課題の特定
最初に、AIエージェントを任せる業務を1つに絞ります。
対象が広いままだと要件が固まらず、見積もりも各社でばらつきます。反対に業務を絞れば、処理件数や担当者の作業時間といった前提を数字で渡せます。
選ぶ基準は、手作業が積み上がっていて判断のルールが言葉にできる業務です。帳票の転記、社内問い合わせの一次対応、スカウト送付のような繰り返しが多く例外の少ない業務から始めると効果が出やすくなります。
ここで前提を揃えておくと、次のステップで各社の提案を同じ条件で比べられます。
ステップ2 複数社への相談と提案比較
次に、タイプの異なる3社程度へ同じ条件で相談します。
1社だけに聞くと、その会社が得意な進め方が唯一の選択肢に見えてしまいます。プラットフォーム型と受託開発型を混ぜて相談すると、既製品で足りる範囲と開発が必要な範囲が浮かび上がります。
比較する項目は、支援範囲・連携方式・データの取り扱い・実績・内製化支援の5軸です。提案依頼書に同じ質問を並べるだけで、回答の差が見えます。
同条件で比べた記録は、稟議で「なぜこの会社か」を説明する材料にもなります。
ステップ3 PoCによる効果検証
発注先を決めたら、PoCで実現性と効果を確かめます。
この段階で重要なのは、始める前に合否のしきい値を決めておくことです。基準がないと「動いた」だけで報告が終わり、本番化の判断ができません。
koromoは本番化の判定軸として、精度と品質、人手工数の削減を実測した業務代替率、3年総額で見たTCOとROI、障害対応や権限管理を担える運用体制の4軸でGoとNo-Goを判定する方法を示しています。
出典:AIエージェントPoCを外注する完全ガイド(koromo)
撤退基準まで先に決めておけば、成果が出ない案件を惰性で続ける事態を避けられます。
ステップ4 本番実装とシステム連携
PoCが基準を満たしたら、本番環境に実装して既存システムとつなぎます。
ここで費用が跳ねる理由は、権限設計や監査ログ、障害時の切り戻しといった非機能要件が加わるためです。PoCでは省略できた要素が、本番では必須になります。
連携先が基幹システムに及ぶ場合は、自社の開発基盤を持つ会社が候補に入ります。NTTデータはガバナンスルールやセキュリティ要件に合わせて構成を選べる開発基盤と実行基盤を組み合わせて提供しています。誰が非機能要件を設計するかを契約前に決めてください。
出典:企業が自ら業務特化型AIを開発可能にする基盤の提供を開始(NTTデータ)
責任範囲を明確にしておけば、リリース直前の仕様追加による遅延を防げます。
ステップ5 運用開始と改善サイクルの設計
最後に、運用体制と改善の回し方を決めます。
AIエージェントの精度は、実際の問い合わせや処理結果を見て手直しするほど上がります。誰が結果を確認し、誰がプロンプトやナレッジを更新するかを決めていないと、数か月で使われなくなります。
運用を社内に寄せるなら、研修や内製化支援を含む会社を選びます。外注に任せるなら、月額保守の作業範囲と対応時間を契約書に落とし込みます。更新の担い手を先に決めることが定着の条件です。
改善サイクルが回り始めれば、2つ目の業務へ横展開する判断材料も自然に集まります。
AIエージェント会社へ問い合わせる前に決める4項目
問い合わせの前に、次の4項目を埋めておきます。
- 自動化する対象業務の範囲
- 成功と判断する指標
- 連携するデータとシステムの現状
- 社内の推進体制と運用担当
4項目が揃っていれば、初回の打ち合わせで概算費用と期間まで踏み込んだ回答を引き出せます。
自動化する対象業務の範囲
1つ目は、どの業務のどこからどこまでを任せるかです。
「問い合わせ対応を効率化したい」では、各社が想定する範囲がずれます。一次回答までか、社内システムへの登録まで含むかで、必要な連携も費用も変わります。
書き出す内容は、対象業務名、月あたりの処理件数、現在かかっている作業時間、例外処理の頻度です。件数と時間を数字で渡すと、見積もりの精度が上がります。
範囲が明確な依頼は提案の質も上がり、比較の手間そのものが減ります。
成功と判断する指標
2つ目は、何をもって成功と判断するかです。
指標が決まっていない案件は、PoCの報告書に「一定の効果を確認」と書かれて終わります。それでは本番化の予算が取れません。
設定しやすい指標は、対象業務の作業時間削減率、AIが人手を介さず完了させた割合、回答の正答率の3つです。現状値と目標値をセットで書くと、達成判定が揺れません。
指標を先に握っておけば、PoCの結果をそのまま投資判断の材料に使えます。
連携するデータとシステムの現状
3つ目は、AIエージェントが読むデータと、つなぐシステムの現状です。
費用を左右する大きな要因が、データの整備状況と連携先の数です。社内文書がフォルダに散在していれば、まず整備の工数が発生します。
出典:AIエージェント開発の費用相場(株式会社フリラン)
整理する情報は、参照させたい文書の保管場所と形式、連携したいシステム名とAPIの有無、扱うデータに個人情報や機密情報が含まれるかです。APIがないシステムの有無は必ず伝えてください。
現状を先に開示すれば、後から連携できないと判明して追加費用が出る事態を避けられます。
社内の推進体制と運用担当
4つ目は、社内で誰が推進し、誰が運用するかです。
体制が空白のままだと、導入後の更新が誰の仕事にもならず放置されます。ブレインパッドも、自社で構築したAIエージェントが役に立たない共通のボトルネックとして業務設計の能力不足を挙げています。
出典:「AIエージェントによる業務フロー自律化実践講座」を2026年8月より提供開始(ブレインパッド)
決めておく内容は、推進担当者と決裁者、業務側の窓口、運用の想定工数です。運用担当を置けるかどうかで、内製化支援型と運用代行型のどちらを選ぶかも変わります。
体制を明示した依頼は、提案内容が自社の実情に合ったものへ変わります。
AIエージェントを内製するか会社に外注するかの判断基準
内製と外注の判断は、業務の位置づけと運用体制の2点で切り分けられます。どちらか一方に決め切る必要はなく、領域ごとに使い分けるのが現実的です。
コア業務かどうかで切り分ける
1つ目の基準は、対象業務が自社の競争力の源泉かどうかです。
独自のノウハウが詰まった業務をAIエージェント化する場合、要件は社内の人しか言葉にできません。外注しても仕様のやり取りに時間がかかり、改善のたびに依頼が必要になります。
一方で帳票処理や社内問い合わせのような共通業務は、既製品や受託開発のほうが早く安く仕上がります。コア業務は内製、共通業務は外注という切り分けが基本です。
この線引きができれば、限られた社内リソースを成果の大きい領域に集められます。
運用担当を置けるかで切り分ける
2つ目の基準は、運用を担う人を社内に置けるかどうかです。
内製化には、プロンプトやナレッジを更新し続ける担当者が必要です。兼務で月に数時間しか割けない状態では、精度が落ちたまま放置されます。
担当を置けるなら、研修や内製化支援を含む会社を選んで引き継ぎを前提に進めます。置けないなら運用代行まで請ける会社に任せたほうが、総額では安く収まるケースが少なくありません。
体制の現実に合わせて選べば、導入後に運用が止まる失敗を回避できます。
AIエージェント会社に関するよくある質問
AIエージェント会社に関する質問は以下の5つです。
- 最低予算はいくらから依頼できますか
- 開発期間はどれくらいかかりますか
- 請負契約と準委任契約はどちらが向いていますか
- AIエージェント会社とチャットボットベンダーの違いは何ですか
- 補助金は利用できますか
質問に対する回答を確認して、依頼先の絞り込みに役立ててください。
最低予算はいくらから依頼できますか
既製のSaaSを使う形なら月額数万円から、個別開発なら数十万円規模のPoCから始められます。
出典:AIエージェント開発の費用相場(株式会社フリラン)
予算が限られている場合は、プラットフォーム型で1業務だけ検証し、成果を示してから個別開発の予算を取る進め方が現実的です。最初から数百万円を用意する必要はありません。
開発期間はどれくらいかかりますか
PoCの期間は、1業務1ユースケースで約1〜1.5か月、複数ステップを含むと約2か月、外部連携まで入ると約2〜3か月が目安です。
出典:AIエージェントPoCを外注する完全ガイド(koromo)
既製のSaaSであれば即日から数週間で使い始められます。本番実装はPoC後にさらに数か月を見込んで、社内スケジュールを引いてください。
請負契約と準委任契約はどちらが向いていますか
成果物と要件が固まっている本番開発は請負契約、要件を探りながら進めるPoCや改善フェーズは準委任契約が向いています。
AIエージェントは精度の作り込みが読みにくいため、検証段階を請負にすると仕様変更のたびに再見積もりが必要になります。フェーズごとに契約形態を分けると、双方の認識ずれを抑えられます。
AIエージェント会社とチャットボットベンダーの違いは何ですか
チャットボットは登録された内容を返すのが役割ですが、AIエージェントは目的に向けて手順を判断し、実行まで担う点が違います。
CTCは、AIエージェントが必要な情報収集や調査を段階的に自ら判断して実行するため、利用者が細かく指示を出す必要がないと説明しています。回答で終わるか、作業まで終わるかが選定時の見極めどころです。
出典:AIエージェントの構築支援サービスを開始(CTC)
補助金は利用できますか
中小企業と小規模事業者は「デジタル化・AI導入補助金」の対象になる場合があります。旧IT導入補助金が名称変更した制度で、正式名称は中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金です。
出典:デジタル化・AI導入補助金2026
補助率や対象経費、登録されたITツールの条件は年度ごとに変わります。公募要領で最新の要件を確認してから、対応実績のある会社に相談してください。
出典:デジタル化・AI導入補助金2026の公募要領を公開しました(中小企業庁)
自社に合うAIエージェント会社はタイプと支援範囲で見極める
AIエージェント会社は、プラットフォーム型・受託開発型・コンサル伴走型・大手SIer型の4タイプに分かれます。選ぶ際は支援範囲・システム連携・実績・データの取り扱い・内製化支援の5軸で比べ、費用はフェーズごとに予算枠を押さえるのが要点です。
まずは対象業務を1つに絞り、問い合わせ前の4項目を埋めてください。そのうえでタイプの異なる3社に同じ条件で相談すれば、提案の差がそのまま判断材料になります。
発注先が決まったあとに次の壁として現れるのは、PoCの成果を社内でどう認めさせるかという問題です。合否のしきい値と撤退基準を先に文書化し、投資判断の場に持ち込める形へ整えておきましょう。
出典・参考リンク
- JAPAN AI AGENT(JAPAN AI株式会社)
- エクサベース AI(株式会社エクサウィザーズ)
- PKSHA AIヘルプデスク(株式会社PKSHA Technology)
- 複数のAIエージェントが連携するマルチエージェントをリリース(PKSHA Technology)
- クウゼン(株式会社クウゼン)
- WEELのAIエージェント開発(株式会社WEEL)
- AIエージェント/生成AI領域のカスタムAI開発(株式会社Laboro.AI)
- 株式会社ELYZA
- AVILEN AIエージェント(株式会社AVILEN)
- 株式会社AVILEN コーポレートサイト
- Microsoft Foundry AIエージェント開発(株式会社ヘッドウォータース)
- AIエージェント事業に特化した「株式会社BrainPad AAA」を設立(ブレインパッド)
- 「AIエージェントによる業務フロー自律化実践講座」を2026年8月より提供開始(ブレインパッド)
- AI Solution(株式会社ギブリー)
- ノーコードで作れる「AIエージェント実践」オープン研修を開催(ギブリー)
- サービス(株式会社Algomatic)
- 企業が自ら業務特化型AIを開発可能にする基盤の提供を開始(NTTデータ)
- 新商品のコンセプト案を約150秒で生成するAIエージェントサービスの提供を開始(NTTデータ)
- AIエージェントの構築支援サービスを開始(CTC)
- 「Fujitsu Kozuchi AI Agent」を提供開始(富士通)
- IBM watsonx Orchestrate(日本アイ・ビー・エム)
- AIエージェント開発とは(株式会社ファーストネットジャパン)
- AIエージェントPoCを外注する完全ガイド(koromo)
- AIエージェント開発の費用相場(株式会社フリラン)
- AIエージェント開発会社14選比較(slide lib)
- デジタル化・AI導入補助金2026
- デジタル化・AI導入補助金2026の公募要領を公開しました(中小企業庁)



















