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2022.01.31

HEROZ、建築プラン自動生成AIを開発、タスキと協業で

最終更新日:

不動産テックを活用した新築投資用IoTレジデンスの企画開発を行う株式会社タスキと実戦的なAIテクノロジーの活用を支援するHEROZ株式会社は、不動産業界のDXを加速させるサービス開発の協業に合意し、不動産デベロッパー向けのSaaS型マルチプラットフォーム「TASUKI TECH」でAI機能を結びつけ、機能強化をはかることを発表しました。

タスキは不動産デベロッパー向けのSaaS型マルチプラットフォーム「TASUKI TECH」を展開し、土地活用シミュレーターである「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」の運用をしています。

SaaS・・・インターネット経由でサーバーにあるアプリケーションを使用するサービス
「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」による建築プランの自動作成は、タスキの不動産開発で培った実績や不動産テックに関する知見とHEROZの持つAI活用の開発力などのノウハウにより、計画地の土地情報を学習したAIによるボリュームチェックが行われ、建築プランや最適な間取り図の作成が行われます。
*ボリュームチェック・・・その土地にどのくらいの建物が建てられるかチェックすること

建築プラン・事業収支表の作成は、土地情報の把握や業界独自の知識を要するため、担当者だけが情報を把握しており、ノウハウが他の社員に共有されないといった課題があります。

こうした課題を解決するために、タスキが不動産テック領域で培ったノウハウとHEROZが有する実績豊富なAI技術を結び付け、機能強化をすることで、不動産業界におけるDXを推進するサービスの創出をスピード感をもって取り組むとしています。

【HEROZ株式会社 代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕 氏と株式会社タスキ 代表取締役社長 柏村 雄 氏のコメント】

株式会社 代表取締役Co-CEO 髙橋 知裕 氏:当社は、「AI ⾰命を起こし、未来を創っていく」をビジョンに、各産業の課題を解決する AI サービスを提供することで社会のDXを推進しております。この度、タスキの不動産業界における専門知見と豊富な企画開発力に、当社のAIテクノロジーと開発・運用力との協働を通して不動産業界のDX推進をすることで、新たな社会創りに貢献してまいります。

株式会社タスキ 代表取締役社長 柏村 雄 氏:当社は不動産業界のDX化を推進するべく「タスキDX構想」を掲げ、不動産デベロッパー向けのSaaS型マルチプラットフォーム「TASUKI TECH」の開発・展開を行っております。

また、当社では新しいサービスの創出において、自社内・不動産業界にとどまらず、他業界と共創しナレッジやノウハウを共有することで新たなイノベーションを生み出したいと考えております。

不動産業界は特有の専門知識や条例を把握することが必要であるために、これまで脱属人化、デジタル化は難しいと考えられる領域でした。今回AI活用の実績が豊富なHEROZ社とともに土地活用シミュレーター「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」を開発・運用ができたことは、業界のDX推進を更に加速させることができると考えています。

「TASUKI TECH TOUCH & PLAN」が多くの不動産事業者様に貢献できるサービスを目指してまいります。

今後、タスキとHEROZは、中長期にわたり、不動産業界のDX促進を目指し、下記のサービス機能強化を行う予定です。

1.サービス対象の建物種別の増加
2.サービス対象のエリア拡大
3.ボリューム算出、プラン作成の精度向上

 

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