[野球×AI]AIに野球は侵食されている!?

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スポーツ×人工知能シリーズ第2弾!!

こんにちは!白飯とお魚があれば生きていける佐野です。

ご飯とお魚だけ食べていければ食事の面では満足ですが、いかんせん私も人間なので、運動もしないといけません。それじゃあやっぱ運動と言ったら野球でしょ!と完全な偏見ですが、今回は私の大好きな野球と人工知能(AI)を組み合わせることで、どんなことが起きているのか、調べてみました。

ということで、今回は「スポーツ×AI」シリーズ第2弾と題しまして「野球×AI」を取り上げたいと思います。
ちなみに第1弾はこちら(サッカー×AI)。

人がやっているスポーツ、どこまで人工知能に侵食されているのでしょうか。
今年は夏に第4回WBCも控えているので、盛り上がっていくぞ~!

 

◆目次

 

Pitch18・・・人工知能搭載ピッチングマシン

野球の試合の醍醐味は、なんといってもピッチャー(他の守備の方ごめんなさい)。そのピッチャーが人工知能で再現される!?

石川県の西野製作所という会社は、金沢大学との共同研究で世界で初めてニューラルネットワークと呼ばれる人工知能を搭載した高度な学習機能を有するピッチングマシンを開発しています。ではふつうのピッチングマシンとは何が違うんじゃ。大きな違いは以下の2つ。

①「タッチパネル1つで高い精度で希望する球速球種が投球可能」
→これまでのマシンは、球速・球種・コースを設定する際、細かな調整が必要でしたが、
人工知能を搭載しているため、事前に多くの球種を記憶させられていて、それをタッチパネルで選択するだけで即希望通りに投げてくれます。

②「再現性の高さ」
→例えば、ある試合でピッチャーが130球投げて完投したとします。その1球1球の球速やコース、球種を記憶させれば、1回の操作で、130球を忠実に再現することも可能だそうです。

このピッチングマシンは600万円もするそうですが、これを導入してこれから対戦するピッチャーを完全に分析でき、甲子園優勝!なんてできたら安いもんですよね!そんな簡単にできるような甘い道のりではないとは思いますが…

この会社は人工知能が得意な会社ではありませんが、北陸実業団のバスケットボール選手権大会で通算13回も優勝するなど、スポーツに力をいれている熱心な会社です。
社長の趣味が野球観戦らしく、その趣味が高じてピッチングマシンの開発に乗り出したみたいです。こうした地方の中小企業も人工知能の開発に乗り出していくことはうれしいことですね!

<参照元>
西野製作所
「人工知能搭載」のピッチングマシンが野球を変える!?

選手個人の癖を見抜いて戦術に生かす

データスタジアム
ピッチングマシーンはバッターに分析されるので、ピッチャーはあまりうれしくない技術でしたが、次は全選手に嬉しい人工知能を用いた技術です。

データスタジアムという会社が行っているサービスは、試合の進行に合わせてリアルタイムで様々なデータを収集しています。例えば以下のような2つが挙げられます。

①「1球ごとの打撃の結果を予測」
→打率というものは今までの通算打撃結果から導かれた確率ですが、人工知能を用いると無限の可能性の中から1球ごとに打率を計算してくれるのです。例えば、いまのピッチャーからはストレートが予想されて、かつ得点圏にランナーがいるため、次のバッターは最近調子悪いけど、この場面が得意である、という局面があったとしましょう。このように人工知能が分析してくれれば、代打を出さないで次のバッターに託すという確率的に正しい選択ができるようになります。

②「選手の癖を見抜く」
→例えば、ある選手が次の1球にバットを振るかどうか。人工知能はこれをも分析できます。今までのビッグデータを用いて分析することによって、高い確率でこれがわかるようになるといいます。これには心理面も大きく影響しており、チームが今何点差で勝ってるか負けてるか、にもよるそうです。

野球がすべてデータ化されそうな勢いで分析されていますね。このようなデータ野球に興味がある方は、マネーボールという実話に基づいた映画がオススメです。是非見てみてください。

また、自分の弱点も知ることができるので、より効率の良い練習が可能となってハイレベルなプレイが見られるようになるかもしれません!楽しみですね!選手の動きもすべて完全にデータ化されるようになれば、プレイ中のケガの予防にもつながると思います。選手にとってケガは選手生命を揺るがす一大事なのでこれは嬉しい技術ですね!

<参照元>
データスタジアム
人工知能でメダルを目指せ

チケット価格を人工知能とビックデータで

チケット価格
ここからは、野球のプレイではなく、周りから支える方での人工知能の利用について見ていきます。

今までは、野球の観戦チケットってある一定の価格でしたよね。それがこれからは対戦チームの組み合わせや売れ筋具合などを考慮して値段が決められるようになるかもしれません。

ヤフーと福岡ソフトバンクホークスは、昨年6月12日までの巨人戦から、ビッグデータや人工知能を使ってチケットの価格を決めてみようという試みを実験的に開始しました。今までとは何が変わるのでしょうか?

①「野球チケットの価格変動制」
→人工知能が相手チームの順位や先発投手、天候などを総合的に判断して価格を算出します。それをもとに、座席ごとに価格を調整します。同じエリアの席でも1列座席が前後するだけで価格が変わったりすることもあるそうです。

②「ダフ屋行為の防止」
→その試合に見合った価格でチケットが販売されるようになるので、安く買って高く売るという転売行為が防げるようになると期待されています。それによって、正しいルートでお金が回るので、売り手も買い手もウィンウィンですね。

このように、野球チケットを価格変動制にするのは、日本球界では珍しいことですが、米大リーグでは、すでに行われていることです。これが普及することになれば、今週お金ないけど野球見に行きたい時には、安くなっている席をゲットできたりと嬉しいことがあるかもしれませんね!さらに試合状況も分析できるようになれば、途中入場するかしないかも入る前に選べたりできるようになるかもしれません。

ただ、人気の席の価格が上がってしまうと、今までは運もあってゲットできていたのに、これからはチケットが高騰しすぎてお金がないからいい席で見れない…ということにもなりかねません。

今回の実験的な販売では、いい評価が多く、クレームはなかったそうです。

<参照元>
産経ニュース
SankeiBIz

野球の記者まで「人工知能」記者に…

ライター
日本の野球をちょっと離れてアメリカの野球の話です。アメリカ野球といったらメジャーリーグですが、今回はマイナーリーグ(MiLB)での話。なんとそのマイナーリーグの試合記事を「人間の」野球記者ではなく、「人工知能の」野球記者が報道するというのです。

記事まで人工知能に書かれちゃうと今この記事を書いている私の仕事もなくなってしまいますね。こりゃ大変だ。では一体どのような感じで報道してくれるのでしょうか。

①「まず野球データを解析する」
→データ解析は人工知能の得意分野なので、まずマイナーリーグの野球公式データを利用して、書くデータを並べます。

②「記事を作成する」
→集めたデータをもとに今までに書かれた記事を真似つつ、それにあてはめながら記事を書きます。膨大なデータを整理して文章にしていきます。

今のところは、人工知能記者の記事をトップクラスの野球担当編集記者たちにチェックしてもらったり、人工知能によって書かれたものはその表記をしたりと、人間と人工知能の差別化はできているそうです。しかし、これがいずれ人間の手によって書かれたものと差異がなくなってしまったら、本当に記者の仕事がなくなってしまうかもしれません。

この記事自動作成技術は野球だけでなくいろいろな分野に発展していきそうです。

<参照元>
Tech Crunch

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人工知能は、野球のプレイ中だけでなく、その観戦の管理や報道までもやろうとしているようです。すごいですね。本当に人間がいらなくなってしまうかもしれません。
野球をやる人までも人工知能ロボットになってしまったら…もうそれ人の運動の意味ないですね。人工知能を使う場所を間違えないようにしないといけません。

でも人工知能を用いることによって、ピッチャーの対策ができることで試合が面白くなったり、観客数が増えたりするのであれば、野球好きの私としては、嬉しい限りです。これからもいい感じに人工知能を利用して野球が活性化されればいいなぁと思います。

野球場で飲むビールは最高においしいですよね!ビールにはやっぱりお刺身が合います。ということで今日はイカのお刺身を食べようかなと思います。

いか
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

AINOW
人工知能専門メディアAINOW(エーアイナウ)です。人工知能を知り・学び・役立てることができる国内最大級の人工知能専門メディアです。2016年7月に創設されました。取材のご依頼もどうぞ。https://form.run/@ainow-interview

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