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2021.11.01

AIは感情を理解できるのか?土屋太鳳がポンコツAIを熱演「アイの歌声を聴かせて」

最終更新日:

『イヴの時間』『サカサマのパテマ』など、AIと人間について描くのを得意とする吉浦康裕監督の新作、映画『アイの歌声を聴かせて』は、”幸せ”を叶えようとするAIとクラスメイトがすれ違いながらも心を通わせていく青春ストーリー。

「アイの歌声を聴かせて」あらすじ

景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが…実は試験中の【AI】だった!
シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。 彼女がAIであることを知ってしまったサトミと、幼馴染で機械マニアのトウマ(cv工藤阿須加)、人気NO.1イケメンのゴッちゃん(cv興津和幸)、気の強いアヤ(cv小松未可子)、柔道部員のサンダー(cv日野聡)たちは、シオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていく。 しかしシオンがサトミのためにとったある行動をきっかけに、大騒動に巻き込まれてしまう――。 ちょっぴりポンコツなAIとクラスメイトが織りなす、ハートフルエンターテイメント!引用:映画『アイの歌声を聴かせて』公式サイト

表裏一体?描かれるAIの期待と不安

土屋太鳳さん演じるAIシオンを中心にさまざまな物語が展開されていく本作品ですが、度々キーワードとして登場するのが”幸せ”という言葉。

この”幸せ”をAIが如何に咀嚼していくかがポイントとなっており、”幸せ”が原因で失敗したり、時に大成功したりとポンコツAIらしさ垣間見える和やかなシーンが多々あり、AIとより近くで共存する未来を想像できる内容となっています。

しかし、もし”幸せ”ではなく、”恨み”などを叶える設定であったらどうなっていたか。と考えると違う角度からこの作品を楽しめると思います。

AIが人間の知能を超える転換点である「シンギュラリティ」が2045年に訪れると言われている現代で、AIが感情を読み取れるようになり、その感情とリンクする事象を理解できるようになるのも遠く無いかもしれません。そうなった時、マイナス感情を理解するAIがいてもおかしくないですし、AI自体がマイナス感情を持ち始めたら…と考えると恐ろしいですよね。

そんなAIの感情における表裏一体に注目して見ていただきたいです!

▼シンギュラリティについて詳しくはこちら

感想(AINOW編集長 小澤)

AIをテーマにした映画というと、近代的な町並みにロボットが溶け込むSFのような描写が多くなってしまいがちです。しかし「アイの歌声を聴かせて」では、ごく普通の一軒家内に、声で操作できる炊飯器やテレビなどが自然と置かれていて、IoTが普及した現実感のある未来が描かれていました。
人工知能「アイ」に関しては、「幸せ」など、曖昧な言葉の意味が理解できないシーンが印象的で、現在のAIの課題をうまく表現できていると感じました。

おわりに

AIと人間の関係性にフォーカスした作品を描いてきた吉浦康裕監督の新作ということで、AIの特性や、未来におけるAIの役割など、構想が綿密に定まっている部分などは流石のひとことです。さらに「∀ガンダム」「コードギアス 反逆のルルーシュ」などを手がけた大河内一楼氏が共同脚本を手がけており、”ロボット”要素にも抜け目ない布陣となっています。

また、「のだめカンタービレ」シリーズや、「ハチミツとクローバー」シリーズなど、数々の有名作品を手がけてきた島村秀一氏のキャラクターデザインは非常に魅力的で、主人公であるシオンのAIらしさを残した表情などに注目していただきたいです!

2021年10月29日(金)から全国ロードショーです、ぜひご覧ください!

映画詳細

『アイの歌声を聴かせて』

公開時期:2021年10月29日(金)全国ロードショー

声の出演:土屋太鳳、福原遥、工藤阿須加、興津和幸、小松未可子、日野聡、大原さやか、浜田賢二、津田健次郎、咲妃みゆ、カズレーザー(メイプル超合金)

原作・監督・脚本:吉浦康裕

共同脚本:大河内一楼

キャラクター原案:紀伊カンナ

キャラクターデザイン・総作画監督:島村秀一

アニメーション制作:J.C.STAFF

配給クレジット : 松竹

コピーライト : © 吉浦康裕・ BNArts /アイ歌製作委員会

 

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