最終更新日:
データサイエンスコンペのプラットフォーム展開などを行う株式会社SIGNATEは、参加者同士が学び合い、AI活用を通した企業の課題解決方法を身につけるプログラム「AI Quest」の募集受付を開始しました。
近年、急速に高まるAI活用ニーズを背景に、経済産業省はAIやデータを用いて企業の課題を解決できる人材の育成のために、2019年6月に決定したAI戦略2019に基づいて、2019年度から「AI Quest」を実施しています。
【関連記事】
「AI Quest」は、従来のように講師が一方的にカリキュラムを教える形式ではなく、企業の実際の課題に基づくケーススタディを中心としたPBL (Project-based Learning:プロジェクト型学習)を中心に据えたプログラムです。参加者同士がお互いにアイデアを試し、学び合いながら一人ひとりがそれぞれの体験を通じ、AIを活用した課題解決方法を身につけることが可能です。
開催期間は、2020年10月〜2021年2月の予定です。受講料金は無料で、600名程度の学生・社会人が対象となっています。全てのプログラムはオンラインで実施される予定です。
事前登録の受付期間は8月17の17:59までで、応募の受付は 8/17(月)18:00~8/30(日)23:59までとなっています。
受講者は、プログラムを通して、8~9週に渡るテーマ2つに取り組みます。各教材では、適切なAI実装を実現するための業務プロセス設計など、ビジネス的な側面から、実際に機械学習モデルを構築し、企業幹部へ導入提案をするシミュレーションまで、一気通貫したカリキュラムが設計されています。
また、一部の受講生は、12月〜2月に企業と連携しながらAIソリューションの導入を行う別のプログラムも用意されています。
|
教材のテーマは、予知保全、需要予測、データマーケティング、検品作業などが用意されています。
- 開催期間:2020年10月~2021年2月(予定)
- 募集人数 :600名程度
- 募集対象:学生・社会人
- 受講料金:無料
- 受講内容:この事業では、下記テーマを対象としています。
予知保全、需要予測、データマーケティング、検品作業 等
これらテーマに関連する実際のデータを触りながら、演習を進めていきます。 - 受講資格:応募時にご提出いただく情報(ご自身に関する情報、AIに関する技術レベル、志望動機など)および任意実施のアセスメントの結果を基に、AI Quest事務局にて、総合的に判断させていただきます(後述)。
「AIに関する技術レベル」については、Python/R等のプログラミングを用いてデータ解析・モデル構築ができる方を対象とします。 - 開催場所:全てのPBLプログラムはオンラインでの実施を想定
- 受講時間:期間中、週6時間程度(課題取り組み時間も含む)
チームメンバーとの打ち合わせや取組度合によっては、+αの時間投入が必要
■AI専門メディア AINOW編集長 ■カメラマン ■Twitterでも発信しています。@ozaken_AI ■AINOWのTwitterもぜひ! @ainow_AI ┃
AIが人間と共存していく社会を作りたい。活用の視点でAIの情報を発信します。