アルファ碁とは、イギリスの人工知能企業であるGoogle DeepMindによって開発された囲碁対局用の人工知能アルゴリズムである。
アルファ碁は英語表記でAlphaGoと表記する。囲碁はボードゲームの中でももっとも複雑でコンピュータは人間に勝てないと言われていたが、2010年に人間のプロ棋士にコンピュータ史上初の勝利を収め、一躍有名となった。
過去の膨大な対局データより学習を行っていて、評価関数を使用しない点や、モンテカルロ木探索(MCTS)を用いて探索を行うのがAlphaGoの特徴である。
2017年5月には大帝とも呼ばれる中国の棋士である柯潔を相手に3番勝負を行い全勝利した。それを機にGoogle DeepMindはAlphaGoを人間と対局させないことを決めた。