HOME/ AINOW編集部 /AIでイラストが自動作成できる?将来のイラストレーターの仕事も解説
2021.11.30

AIでイラストが自動作成できる?将来のイラストレーターの仕事も解説

最近よくAIが描いたイラストを目にすることも多くなってきましたが、詳しいことはよくわからないという方も多いでしょう。

そこで、今回はAIによるイラストについて紹介しようと思います。

▼AIについて詳しくはこちら

AIイラストとは何か

みなさんは、AIイラストという言葉を聞いたことはありますか?

AIイラストとは、AIが人間の指示に従い、その人が描きたいと思っているものを予測して自動で生成したイラストのことです。

AIはどうやってイラストを作っているのか

では、AIはどうやってイラストを作っているのでしょうか。AIの仕組みの中には、ディープラーニングという技術があります。

 

イラストを自動で作成する際にもこのディープラーニングを利用しています。

学習したさまざまな絵から、それぞれの好みにあった絵柄を選んで真似をすることでイラストを生成しています。

▼ディープラーニングについて詳しくはこちら

AIが作成した有名な絵画

AIが作成した絵画にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は、代表的な作品として「エドモンド・デ・ベラミー」と「レンブラント風の絵」の2つを紹介します。

「エドモンド・デ・ベラミー」

2018年、ニューヨークで開催されたオークションでAIが描いた絵画が高額で落札されました。それがこの「エドモンド・デ・ベラミー」の肖像画です。

その落札価格は驚きの約4800万円です。これは「敵対的生成ネットワーク」によって描かれた架空の一族の一人です。

敵対的生成ネットワークとは、入力されたデータや画像から新しい擬似データを生成する仕組みです。

レンブラント風の絵

この絵は「エドモンド・デ・ベラミー」と同様の技術を用いてAIが作成したものです。

AIがレンブラントの絵画を学習し、特徴を覚えて自ら作成しました。

▶関連記事|人工知能の画家が登場!AIによる絵画生成とは>>

AIがイラストを作成してくれるサイト6選

続いて、AIによるイラストを作成を体験できるサイトの紹介をします。今回紹介するサイトは以下の6つです。

  1. 彩ちゃん
  2. 彩ちゃん+
  3. Wife Labs
  4. Crypko
  5. Auto Draw
  6. inkscape

それぞれ解説していきます。ぜひ、実際に仕組みを触ってみて、どのようなイラストが出来上がるのか試して見てください。

①彩ちゃん

このサイトでは提案される絵のなかから自分好みの絵を複数選び、そのデータを参考にAIである彩ちゃんがイラストを生成します。

このサイトで作成できるのは、顔の部分です。

②彩ちゃん+

こちらでは、全身のイラストを作成できます。

AIと絵師のコラボレーションによって誰でも簡単に自分好みのイラストを入手できるサービスです。AIの特性と人の特性が活かされています。

絵師さんは彩ちゃんが描いたイラストを元に、要望を踏まえて創造的にイラストを制作します。

まず、彩ちゃんが顔のイラストを作り、そして絵師さんが彩ちゃんの作った顔から想像して全身を作ります。テイストは注文画面から選べます。

③Wife Labs

次に、Wife Labsを紹介します。このサイトでは、彩ちゃんと同様に、複数の絵から自分好みの絵を選択していくことで、AIがイラストを自動で作成します。

また、料金を支払うことで、作成した絵がプリントされた枕やポスターを入手できます。

④Crypko

Crypkoでは、もと画像から髪色、目の色、髪型、口の状態、アクセサリーを変更して自分好みのイラストを作成できます。

また、生成したイラストに滑らかな動きをつけたり、編集を加えたりすることも可能です。

⑤Auto Draw

このサイトでは、自分で書いた絵をAIが修正して綺麗なイラストを作成できます。

ただ、背景の色が白色から変更できず、イラストの色を細かく変更することもできないため、簡単なイラストがほしい時に利用することをお勧めします。

⑥inkscape

Inkscapeは無料でダウンロードすることができるソフトです。鉛筆やペンなどさまざまなツールを使って自分で絵を描くことができます。

ロゴ、パンフレット、ポスター、バナー、Webデザインのモックアップ、レーザーカッター用のデータなどを作成することに向いています。

将来AIによってイラストレーターの仕事はどうなるのか

今までAIが自動で作ったイラストや絵画について紹介してきました。そこで、イラストレーターの仕事が将来AIに奪われてしまうのではないかと不安に感じた人もいると思います。

確かに、AIの技術が発展したことで、単純な色塗りのように人間がする必要のない作業が生まれることもあるでしょう。将来的にはイラストレーターの下請け業務のほとんどはAIへと流れていく可能性もあります。

しかし、人間にしかできないこともあります。それは人の感情を読み取ること、そして何もない状態から新しいものを創造することです。

独創的なイラストは人間にしか作ることのできないものです。そのため、イラストレーターの仕事が完全にAIに奪われるということはありません。

▶関連記事|AIの発達によってなくなる仕事って?-今すぐするべきこと3選>>

▶AIは今後どういった進化を遂げるのか。そして私たちへの影響は?>>

▶関連記事|進むデザインへのAI導入 −AIはデザイナーの仕事をどう変えるのか>>

まとめ

これまで、AIが作ったイラストについて紹介してきました。さまざまなサイトでAIを用いたイラスト作成を体験できることがわかりましたね。興味を持った方はぜひ利用してみてください。

また、AIは既製のイラストを学習することで自動生成が可能になります。そのため、完全にオリジナルのイラストをゼロから創造することが、これからのイラストレーターや絵師さんの仕事になると言えるでしょう。

さらに、AIでイラストが作成できることはDXにも繋がります。

▼DXについて詳しく知りたい方はこちら

無料メールマガジン登録

週1回、注目のAIニュースやイベント情報を
編集部がピックアップしてお届けしています。

こちらの規約にご同意のうえチェックしてください。

規約に同意する

あなたにおすすめの記事

アリババDAMOアカデミー、2022年のテクノロジートレンド予測を発表

エクサウィザーズ、パーソルテクノロジースタッフのDX/AI人材の育成を共同で開始

河川水位をAIで予測。三信電気とMatrixFlowがAIを共同開発

日テレ、ドコモら3社がニュース記事自動要約サービスを開発、β版の提供開始

【製造業でも進むDX】先端技術や新素材を活用した社会課題の解決へ -三井化学DXオンラインイベントレポート

【無料から】AIやDXがテーマの講演依頼はこちら

あなたにおすすめの記事

アリババDAMOアカデミー、2022年のテクノロジートレンド予測を発表

エクサウィザーズ、パーソルテクノロジースタッフのDX/AI人材の育成を共同で開始

河川水位をAIで予測。三信電気とMatrixFlowがAIを共同開発

日テレ、ドコモら3社がニュース記事自動要約サービスを開発、β版の提供開始

【製造業でも進むDX】先端技術や新素材を活用した社会課題の解決へ -三井化学DXオンラインイベントレポート

【無料から】AIやDXがテーマの講演依頼はこちら