営業成績が伸び悩んでいる、営業課題を見つけたいと思う方、シェア率の高い人気のSFAを導入しませんか?今回の記事では、国産でシェア率が高いSFAツールを、ランキング形式で紹介します。
▶︎SFAの概要についてこちらの記事で詳しく解説しています>>
▶︎SFAの導入目的についてはこちらの記事で詳しく解説しています>>
目次
国産SFAシェア率ランキング2020
2020年の時点でシェア率が高いSFAを5位から紹介します。
5位|Senses
シェア(導入企業数)
1300社(2019年時点)
参考:AIで営業行動や売上を予測する「Senses」運営が3.7億円調達、導入企業は1300社に拡大 BRIDGE
機能
- 外部情報取得
取引先企業の情報(企業概要、プレスリリース、有価証券報告書、財務情報)を自動取得できる機能 - アクション管理
- コメント機能
- レポーティング機能
- マルチデバイス対応
- サポート機能
費用
- スターター
月額2.5万円〜
5人のユーザーを含む
追加ユーザーあたり月額5,000円
無料トライアル可能
小規模企業向けのミニマムプラン - グロース
月額10万円〜
10人のユーザーを含む
追加ユーザーあたり月額10,000円
無料トライアル可能
全ての営業組織の成長を支援する基本プラン - エンタープライズ
月額30万円〜
20人のユーザーを含む
追加ユーザーあたり月額15,000円
カスタマイズ性やAI機能を利用可能な強力プラン
参考:Senses公式ページ
4位|eセールスマネージャー
シェア(導入企業数)
5,500社以上|利用継続95%
機能
- 営業支援
- 顧客管理
- 名刺・人脈管理
- 情報共有
- マーケティング
- BI
- スマホアプリ
- 基幹システム・データ連携
- セキュリティ
- 導入環境
費用
- スタンダード
¥11,000月額/1ユーザーあたり
顧客管理・営業管理に必要な基本機能をすべて利用できるライセンス - ナレッジシェア(閲覧のみ)
¥6,000月額/1ユーザーあたり
案件情報や商談の登録は行えず、履歴などの参照を行うライセンス - スケジュールシェア(グループウェアのみ)
¥3,000月額/1ユーザーあたり
案件情報や商談情報の登録・参照以外の機能を活用できるライセンス
3位|Knowledge Suite
シェア(導入企業数)
6,500社
機能
- 顧客管理機能
- 商管理機能
- 集計・分析機能
費用
- SFAスタンダード
月額50,000円
ID数:無制限/容量:5GB
(超過1GBあたり8,750円/月) - SFAプロフェッショナル
月額80,000円
ID数:無制限/容量:50GB
(超過1GBあたり8,750円/月)
2位|Sales Force Assistant
シェア(導入企業数)
8,000社(2020年時点)
参考:Sales Force Assistant|中小企業ソリューション|キヤノン
機能
- 営業支援機能
- 記念日通知機能
- ゲーミフィケーション機能
- グループウェア「NI Collabo 360 」連携
費用
- クラウド
月額3500円(顧客深耕)~ - オンプレミス
5年利用月額換算 667円(顧客深耕)
1位|kintone
シェア(導入企業数)
1万5,000社以上(2020年時点)
参考:7年でkintone導入企業が10倍に増加エンジニアが教える、ユーザーの苦手意識を解消するコツ logmi Biz
機能
- 日報
日々の業務内容、報告事項、所感などを記載していくアプリ
案件管理
顧客案件ごとに、受注の確度や金額はもちろん、活動の履歴も記録できるアプリ - 問い合わせ管理
お客様からのお問い合わせ内容・対応履歴を記録するアプリ - 採用面接管理
受験者のデータや、面接の進捗をチームで共有するアプリ - タスク管理
タスクごとに担当者、締め切り、進捗状況などを登録し、メンバーで共有できるアプリ - 交通費申請
往訪など、交通費の立替金が発生したときに申請するアプリ
費用
- スタンダードコース
月額1,500円/1ユーザー
※5ユーザーから契約可能
30日間無料お試しあり - ライトコース
月額780円/1ユーザー
※5ユーザーから契約可能
参考:kintone公式ページ
シェア以外のSFA比較ポイント3つ
SFAでシェア率以外に、重要な選定ポイントを3つ紹介します。
①機能が使いこなせるか
機能が使いこなせられなければ、SFAツール導入の意味がありません。しかし、SFAツールを使う従業員の中にはツールを使いこなせられない方もいるでしょう。そのような方でも使いこなせられるツールを選定しましょう。
▶︎SFAの7つの機能についてこちらの記事で解説しています>>
SFAツールの中には、メール・カレンダー連携や選択式により文字を入力する回数が抑えられているツールがあります。その一方で、初期設定に時間がかかったりサポート体制がセミナーのみであったりといったツールもあります。
商品に無料体験がある場合は、一度使いこなせられるかどうか体験してみるのが良いでしょう。
▶︎DXの鍵となるアジャイル型組織についてこちらの記事で解説しています>>
▶︎組織でDXを推進する6ステップについてこちらの記事で解説しています>>
②他のツールと連携・モバイル対応
メールやカレンダーなど他のツールと連携できると、記入漏れを防げたりすぐに予定と連携できたりするため便利です。
従業員の位置情報と連携できるツールもあります。従業員がどのようなスピードで営業を回っているのかリアルタイムで把握できるため便利です。
ツールの連携は、初めからどのツールと連携できるか決められているものや、カスタマイズ次第で他のツールと連携できるものがあります。
APIがあれば他のツールと連携できます。API は、Application Programming Interface (アプリケーション・プログラミング・インタフェース) の略で、アプリケーションやソフトウェアの構築と統合に使われるツールです。
さらに、モバイル対応している場合はスマートフォンを持って営業する人にとって便利な機能です。
③toB向けかtoC向けか|向いている企業
SFAツールの中には、toB向けのものやtoC向けのものがあります。toBは企業などの法人に対して、toC向けは消費者に対してのビジネスです。
例えばtoB向けのSFAツールとtoC向けのSFAツールでは、顧客の企業情報の有無など、顧客情報が違うため入力段階で違いがあります。また、飲食店向けや不動産業向けなど向いている企業対象があるSFAツールも存在するため、業界や業種にあったツールを検討するのも良いでしょう。
企業の形態にあったツールを選定しましょう。ランキングで比較した軸とここで紹介したSFA比較ポイントを組み合わせると下図のような選定軸が出来上がります。SFAツール選定時の参考にしてください。
国内企業のSFA導入率
国内の民間企業を対象にしたアンケートでは、SFAやCRMなどを導入している企業は2012年には9%にとどまりました。しかし、同じアンケートを2018年に行った際には28%が導入しているという結果になり、数年間で市場規模が拡大していることがわかります。
引用:SFAの市場規模を徹底解説!国内シェアが盛んな理由や導入の注意点5つ|マイナビニュース
▶︎日本のDX推進状況についてこちらの記事で解説しています>>
SFAを導入して営業を改善しよう
今回はシェア率の高いSFAを紹介しました。SFAで営業活動における業務を自動化し、課題を改善しましょう。